うちの子流~発達障害と生きる

発達障害を持つ子供たちとの日々をつづります。

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ADHDの投薬

娘にADHD(注意欠陥多動性障害)の診断が付いて間もなく、主治医に薬を勧められました。
そこで言われたのは「このままではお母さんが大変でしょう」
確かに私はいっぱいいっぱいだった。
しかし、当時まだ5歳の娘に精神薬を飲ませることにすごく抵抗を感じた。
娘に飲ませるくらいなら私が精神薬を飲んで落ち着いた方がマシだと思った。
なので一度目は断りました。
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それからネットでADHDの薬について色々調べました。
投薬で中毒に陥り長く苦しんだ子供の話、子供の長期の服用に関してのエビデンスがないなど
怖い話はいっぱい出てきました。
子供に精神薬を飲ませることに否定的な人はたくさんいると思います。
逆に、投薬によって日常の困難が楽になった話や、薬がないと集中が保てなくて仕事に支障をきたしている人の話もありました。

薬を飲むことによるリスクとメリット。
娘にとってはどっちがいいのか。

ADHDの子供に薬を飲ませるメリットとしては
行動が落ち着くことによって、叱られることが少なくなり自己肯定感の低下が防げることが一番ではないかと思います。
そして、我慢しなければならない場面で、自分では抑えられなかったものが薬の手助けで我慢できるようになったり
衝動的な行動による危険から少しは子供を守ることもあると思います。

主治医に何度も相談しながら半年くらい考えた末、
娘に薬を飲ませることにしました。
最大の理由は娘の飛出しです。
衝動性の高い娘は道を歩いていても、車道側に気になるものがあれば(たとえば草花)
何も見ないでいきなり飛んでいきます。
頭で考えればそれが危険であることも知っています。
車に轢かれたらどうなるかも知っています。
それでもその瞬間は気になるものの事で頭が埋め尽くされ飛び出てしまうのです。
常に外を歩くときは手をつないでいたので引っ張り戻すことが出来ていましたが
一生そういうわけにもいきません。
何度も何度も話して聞かせましたが、なかなか自分で抑えきれないもののようです。
就学を控えて、これではいつか事故にあってしまう。
下の子の幼稚園と時間が微妙にずれていることもあり私に毎日の送り迎えが不可能。
薬によって衝動性を抑えられたり、授業中の多動を抑えられれば座っている苦痛も和らげられるかもしれない。
そう思って投薬に踏み切りました。
リスクもあるけども娘の命には代えられません。

最初はリスパダールでした。飲んだとたんに変化が現れるわけではないようですが
副作用で眠くなりやすい薬で就寝前に飲むとすぐ寝てくれるようになりました。
ごく微量から始めて少しずつ量を増やしていきました。といってもかなり少ない量らしいです。
年長になってすぐに6歳になったのでコンサータを試してみることにしました。
メチルフェニデートの薬で、依存性で問題になったリタリンと同じ成分です。
調べれば調べるほど投薬に踏み切るのは勇気がいりました。
ただ、特殊なカプセルで徐々に薬が効き12時間で効果が切れるようになっています。
リスパダールと逆で薬が効いている間は眠れなくなる、食欲が落ちる副作用があります。
最初はためしに1週間分。
娘は激変しました。いつも騒がしく暴れている娘がぐったり大人しく寝転んでいます。
ひっきりなしに食べていた娘が食べ物に興味を持ちません。
少し気持ち悪い、おなかが痛いということもありました。
これって・・私の娘じゃない、別人だと思ったほどです。
副作用も大きかったし娘の激変ぶりに私の気持ちの整理もつかず、お試しだけで止めてしまいました。

ここまでして娘を変える必要があるのか、
それでもこのままでは娘自身が困るのではないか、
少しでも飛出しの危険からも守りたい。
ずっと迷い続けていました。

迷い続けたまま、いよいよ就学を控えた年末にコンサータを再開しました。
体の成長もあってか、副作用は格段に減っていました。
娘に薬の目的と副作用についても話しました。
その上で娘にこの薬を続けるかどうか相談しました。
「私、続けてみたい」
この一言で続けてみる決心が付きました。

現在は学校に行く日だけコンサータを飲んでいます。
薬が切れた夜には食欲もりもりで食べ続けていますが、やはり給食は食べきれないようで
体重の増加は思わしくありません。
しかし夕方までスイッチが入ったら集中力もありますし、学校で座っていることにも苦痛はないようです。
他にも学校生活において特に問題なく過ごせています。

リスパダールはこの冬夜尿治療を始めて薬の種類が多いのでいったん中断しています。
眠くなる以外にあまり効果を感じたことがなかったのですが
止めてみてから注意力の散漫が目立つようになりやっぱり効いていたのだなあと思います。

数年は娘の様子を見ながら、いずれ減薬の方向で考えています。
娘の心と体の状態を見ながら本人とも相談していくつもりでいます。
止めることになるかもしれないし、ずっと続けて行く可能性もあります。

同じように投薬に関して悩まれている保護者の方も多いと思います。
ここに書いたことは我が家のケースであり、私の考えで投薬に踏み切った話です。
お子さんの状態も違えば保護者の方の考えも違うので
これがいいという話ではありません。

この話の続きを後日書いています。
コンサータ止めてみました - うちの子流~発達障害と生きる

ADHDの投薬に関して現在の考え - うちの子流~発達障害と生きる

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