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うちの子流~発達障害と生きる

発達障害を持つ子供たちとの日々をつづります。

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悪循環

子育て観

私の身近な人に今お子さんがADHDの傾向があるのではと悩まれている方がいます。
私も子供の診断がついて4年経ちますが
まだまだ子供のことをわかっている良い母かと言われれば
全く出来ていないと思います。
未だにキレて感情的に叱り飛ばすこともありますし、
イライラして口うるさく言うこともよくあります。
この4年で成長した部分と言えばその回数が減ったことと
やっちまっても後で冷静になればフォローが出来るようになったことぐらいでしょうか。
そのお母さんの話を聞いて、
現在の自分も共感する部分がたくさんあるし、
今とても苦しんでらっしゃるのだなと自分の過去を思い出します。

過去記事の「娘に診断がつくまで②」で書きましたが
今も大して余裕があるわけでもありませんが
当時の私は切羽詰まっていました。
そして娘をとことん追い詰めていました。
私はたまたま2度目の保健師さんに恵まれ医療機関へ繋がり
相談できる場所が出来たことで少し気持ちが楽になり
ちょっとずつちょっとずつですが進むことができました。

あのままなんのきっかけもなければ私と娘はどうなっていたことでしょう。
私は娘に精神的虐待を続け、いずれ身体的にも及ぶ可能性は否定できません。
こんなに愛おしいのに、こんなに大切に思っているのに
虐待に及ぶまでは紙一重なのだなと今では思います。
実感のなかった当時は虐待のニュースを見ては
なんてひどい、人間のやることじゃないなんて思っていました。
自分がそれに等しい行為をしているというのに。

ただの言い訳でしょうが
追い詰められていたのです。落ち着いて考える余裕すらなかった。
そこにそんなことしてはいけないなど
否定的なことを言われたとしても決して受け入れられません。
じゃあどうすればいいの?
どうやったらこの子をちゃんと育てることができるの?
誰もわかってくれないのに教えてくれないのに助けてくれないのに
だめだと言われても毎日子供と私の生活は続くんだよ!!
心の中でそう叫びながら
自分はダメな母親だと更に自分で自分を追い詰め
子供にその矛先が向かっていく。

こうなれば自力で悪循環から脱することなど出来るのでしょうか?
出来る人はいるんでしょうが、私には無理だったと思います。
子供に診断がついた時「障害」という言葉に泣き崩れました。
でも同時に「お母さんの育て方のせいでも、もちろんお子さんのせいでもありませんよ」
と言う言葉に涙が溢れ、これで自分を責めなくてもいい、
子供を責めなくてもいいんだと、やっと解放された気持ちでした。

このきっかけがあったから私は少しずつ前を向くことが出来たのだと思います。

最初に書いた私の身近な方ももしかしたら今この悪循環の中にいるのではと思っています。
そこで褒めた方がいいとか叱らない方がいいとか言っても
お母さん自身に余裕がなければ不可能なことです。
ゴールの見えない全力疾走をしているのです。
へとへとになりながら走り続けているのです。
そんな時ににっこり笑ってとか言われても出来ますか?
ずっと毎日笑い続けろと言われても出来ますか?

大きなお世話かもしれませんが、
もし同じような苦しみの中にいらっしゃるのなら
なにか一つのきっかけを作る手助けでもいい。力になりたい。
私が救うなんてすごいことはとても出来ませんが、
少しでも気持ちを軽くし、ほんのちょっとの余裕ができれば
一つなにかを変えることが出来ます。
一つなにかを変えれば、少しまた楽になり
もう一つなにかに挑戦できます。そしてまた少し楽になり。
そういういい循環になればいつかきっと
お子さんもお母さんも笑顔でいられるんじゃないかなぁと・・。

私もいい循環を作ろうとしている道の途中で
決して偉そうに言える立場じゃないです。
まだまだダメな母続行中です。
でも「こうでなくてはいけない」呪縛から解き放たれて
ずいぶん楽になりました。

あなたはあなたでいい、私は私でいいんです。

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