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うちの子流~発達障害と生きる

発達障害を持つ子供たちとの日々をつづります。

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引けない娘

発達障害特性

今日の出来事です。

息子が自分の服をたたんでしまっていました。

寝る準備をしていた娘が

薬を飲もうとして息子のたたんだ服の上にどかっと座りました。

息子は「どけ!!どいてよ!!ぎゃーー!!」

娘はキッとにらんで動きません。

娘は自分が何をしてなんで弟が怒っているのか全く気付いていません。

その上、きつく言われたことで逆切れしています。

こういうこと、しょっちゅうなんです・・・。

 

Shirley poppy_20
Shirley poppy_20 / ajari
 

 娘は今自分がしていることがなぜいけないことなのか

自分が納得するまでは止めることができません。

なので自分が弟と遊んでいるつもりで追いかけていて

弟が嫌がってやめて!と泣いていても

なぜ嫌なのか、なぜ自分は楽しいのにやめなければならないのか

納得できないので延々と続けます。

弟が言っても聞いてもらえないので耐えきれなくなって攻撃に出ます。

そして大ゲンカ。

娘は自分は何も悪いことをしていないのに叩かれたと訴えてきます。

 

「なにもしていないつもり」なんですよね。本心から。

自分は楽しいのに相手が楽しくないのが理解できない。

自分と他者との境界があいまいなのだと思います。

知らぬ間に人が嫌がることをしてしまうことが多いのも

自分の事で頭がいっぱいで人への配慮に欠けてしまうのです。

そして相手が強く反応してしまうと自分も強く意地になってしまう。

引くに引けなくなってしまうのです。

 

トラブルが大きくなったら二人を引き離し

一人ずつ話を聞きます。

困ったことに息子はパニックになるとなかなか言葉が出ない><

時間をかけて原因を探ります。

見ていた時はすぐに娘に原因を話します。

それでも意地になっているものですからなかなか受け入れません。

 

「自分はわざと相手に嫌なことをするつもりはなくても、

 相手が嫌だと言ったらすぐにやめてから話をします」

自分がしてしまったことを気付いていないだけで

継続していいことなのか?と問いかけます。

例えば、人を傷つける気がなくてうっかり車で人を轢いてしまったら

「わざとじゃないから」で済まされることなのかな?と

たとえを出して話していけば

だんだんと落ち着いて話が聞けるようになっていきます。

逆に自分が同じことをされたらどう思うかと想像させてみます。

この自分の立場に置き換える言葉掛けがないと

想像することもなかなか難しいようです。

 

自分がしてしまったことで相手を不快にさせた事実を認められるようになってから

では今自分がどうしたらいいかを一緒に考えます。

 

今は気持ちが落ち着かないから後で謝るなど

自分で考えて答えを出します。

すぐに謝っても弟の方が気持ちがおさまっていなくて

許してくれないこともあります。

 

私は「ごめんね」と言ったらすぐに「いいよ」と言わなくてはならないとは

子供に言っていません。

許せないことだって誰にでもあります。

何をされても謝られたら許せるわけでもありません。

ただ、ずっと許さないことはずっと喧嘩したままの状態であるということは

言っています。

また仲良くしたいのなら今後はこうしてほしいなどの話し合いをしてから

許すことも必要だと伝えています。

「今は許せないけど後で考える」と言うこともあります。

気持ちの切り替えが難しい特性なのでこれでも充分がんばった回答です。

 

娘が引けないことは衝動性などの特性も濃厚に絡んでいるので

簡単にやめられることではないのは承知です。

ただ、社会の中で生きて行かなくてはならない上で

少しでもこの行動を緩和することは必要だと思っています。

 

何度も何度も同じことを繰り返し、

何度も何度も同じことを話してきました。

進展が見られず、私のやっていることは無駄なのではないかと

ずっと悩んできました。

 

しかし、最近、変化がみられるようになってきました。

自分が嫌なことをされた時、以前の娘は瞬間湯沸かし器で

いきなり切れて怒鳴っていました。

「きつく言うより優しく言った方が相手が聞いてくれるよ」と

繰り返し言って、それがうまくできた時にはしっかりほめて

成功体験を何度か積んでいくことで

出来るようになってきました。

これだけで急にきょうだい喧嘩が減りました。

 

本当にゆっくりですが

多くの人よりかなり遅いですが

うちの子はうちの子なりにしっかり成長していってくれています。

ただ、最初に書いたように自分からなにかをやってしまった時は

まだまだ難しいようです。

 

即座に気付かないのは特性ですので仕方がないとしても

相手の反応ですぐにやめて、トラブルが大きくならないような

対処の仕方は学べるのではと思っています。

自分に誰かが怒っている

理由はわからなくてもすぐにやめてから

相手の話を聞いて、納得いくように話をする。

自分がどういうつもりであっても自分に非があることを納得したら

相手に誠意を示す。

自分の非を納得できなければ縁が切れることを承知の上で

喧嘩しなさいと。

 

こうやって言葉にしたら複雑で難しいことですね。

時間はまだまだかかりそうですが

押し付けかもしれませんが

周りとのトラブルが多くなって一番傷つくのは娘本人です。

少しでも減らしてあげたい。

私なりに娘が生きやすくなるように願って

娘に身に付けてもらいたいスキルです。

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