うちの子流~発達障害と生きる

発達障害を持つ子供たちとの日々をつづります。

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甘えてこない息子

ももさんのエントリーを読ませて頂きました。

どうして僕はかわいそうなの?という長男の素直な疑問と私の気持ち - 子供が4人いますので

優しくて立派なご長男とももさんのお気持ち。

うちとはずいぶん違うけど、色々考えさせられました。

 

娘がなんか違うと気づいた最初は甥の姿を見たとき。

1歳にして大人の言うことを聞いている。娘とは全然違う!

ももさんのご長男のお話にも同じような衝撃を受けました。

当たり前のように小さい子に気遣いが出来て、

困っている人を進んで手助けしている。すごい。

自然にお兄ちゃんとして優しく育ってらっしゃる。

 

一方、うちの娘はというと、常に自分の事で頭がいっぱいなので

弟が困っていても気づかない。気づいても自分には関係ない。

泣いてパニックになっていたら親を呼びに来る。これくらい。

私が長子としてお姉ちゃんなんだから!と言われて育ったのもあって

娘にはお姉ちゃんだから我慢しなさいという言葉は使わなかった。

ただ、人が困っている時に助けてあげよう。

小さい子の方が出来ないことが多いから出来る人が手伝ってあげようと

言って育ててきました。

しかし、まず、気が付かない。

そして弟は困ると言葉が出なくなる人なのでよけいわからない。

我慢したくても性質上我慢のコップが極小ですぐ溢れてしまう。

こういう場合はこうしようね、と具体的に伝えたことだけはやる。

すかさず流石お姉ちゃんだね!頼りになるよ!と褒めちぎる。

ただし、パターンが違えば全く結びつかないのです。

自発的にお姉ちゃんだから弟の面倒を見るって姿は

ほとんど見たことがありません。。。

それどころか娘は困った時にすぐ助けてー!と言うもんで

弟の方がせっせと姉の面倒を見ています。

味を占めている娘は、自分がティッシュをとりに行くのが面倒な時でも

たすけてーてぃっしゅー探してー!と弟を使っています。

息子も具体的指示があるから動けると。

あぁ・・昔私が面倒見のいい妹を使って

いもーとコントロールとか言ってたのと同じだ><(略してイモコン)

 

こんな娘ですが、弟がかわいくて大好きだって気持ちはちゃんと持っています。

娘が幼稚園の頃、喘息で入退院を繰り返す息子を思って

七夕の短冊に「おとうとのぜんそくがなおりますように」って書いていました。

大好き→気遣うに結びつかなかったり

気遣うにもどうしていいかわからなかったり

気遣おうにも人の困り感に気づかないんですよね。。

 

ももさんのエントリーの意図していたところとは全く違うでしょうが

このような我が家の状態と比べて「5歳ですごいわ!!」と思ってしまいました。

 

このブログでもさんざん書いてきましたが

娘はとっても手がかかる。

その上、愛着対象に対して強い強い執着心があり

自分が何かに過集中を起こしていない時は

常に注目してほしい、かまって欲しい、甘えたい子なのです。

逆に息子はほとんど一人でなにかしているかぼーっと休んでいるか

ほぼ自分から寄ってくることがありません。

話したいことがある時と用がある時くらい。

小さい頃から暴れる娘にほぼかかりっきりでした。

息子は一日に1~2時間の癇癪タイム以外は

全く手がかかりませんでした。

 

そんな息子のことが気がかりでありながらも余裕もなく過ごす日々。

息子が3歳の頃、母子通園の児童デイサービスに週2日通うことになりました。

誕生日会で皆さんの前でご挨拶した時に

多動の娘にかかりっぱなしで息子をホッタラカシにしてきて

ここで初めてしっかり息子と向き合えたと泣きながら話したのを覚えています。

極力、時間があると自分から息子にちょっかいをかけに行き

スキンシップをしたり話したりするようにしています。

 

ももさんがご長男に思ってた

もっと甘えたいんじゃないか、さみしいんじゃないかって気持ちを

私はずっと下の子である息子に思っていました。

元々我慢強い子だと思っていたけども環境がそうさせたのではないかと。

 

一年ほど前だったか、息子に直接話してみました。

いつも姉ちゃんにかかりきりでごめんね。

○○(息子)は我慢しすぎだからもっとわがまま言っていいんだよ、

もっと甘えてもいいんだよと。

息子の返事は

「本当は僕ももっと母さんに甘えたいんだけど

 どうやっていいのかわからない。」

そっか、甘え方がわからないのかぁ。

というより私が娘にかかりっきりで取り付く島がなかったのか。

きっとわがままの言い方もわからないんだよね。

でも息子にももっと甘えたいって気持ちがあったことを

なんだかとても嬉しく思いました。

甘えたい時はいつでもかーちゃんをツンツンしに来なさいと。

すぐに出来ない時でも後で必ず行くからね。

娘の年中一日中猛烈アタックには疲れることも多かったのですが

息子はそっけなさすぎてこちらが寂しいくらいでした。

表現がうまくできなかっただけなんだね。

言葉に出来ただけでも立派に成長してる。

ちょっとずつ成長していって表現できるようになってくれればいい。

それまでは母ちゃんがちょっかい出しにいくさ。

嫌がる年頃になるまでずーっとね♡

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