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うちの子流~発達障害と生きる

発達障害を持つ子供たちとの日々をつづります。

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ADHD薬コンサータの長期服用について

先日コメントで質問をいただきました。

一部引用させていただきます。

私が情報として一番気になったことが、コンサータ(メチルフェニデート)を長期的に服用すると、脳の可塑性の問題がある(特に小児)とありましたが、どのようなものだと推測されますか?

ゆうき様、ありがとうございます。

 

長期服用の影響、本当に気になります。

娘は一時期中断していましたが今でトータル2年ほどコンサータを飲んでいます。

リスパダールは4年になります。

しかし、私は専門家でも医師でも薬剤師でもなく、ただの主婦。

いくら調べたところで本当はどうなのかはわかりません。

ご質問にあることの推測も出来ません・・。

ただ、今、私自身の判断で娘にコンサータを飲ませていることについて

長期服用に対してどう思っているのかを書きたいと思います。

 

こんなことを言っては身もフタもないのですが

どんな薬にも副作用があり、まれに重篤な症状がでる場合があります。

長期服用することで影響が出る薬はコンサータに限ったことではありません。

しかし、脳に作用する薬、精神薬に分類されるものは

どこか得体のしれない恐怖があります。

そういう人の不安につけこみ、薬をひたすら叩いて煽り

何か別のものを売りつけたりの商売をしている人も

ちょこちょこ見かけます。

これで発達障害が治った!とかよく見かけますよね。

持って生まれた脳のタイプの違いだと私は思っているので

治るだのと書いているだけで眉にツバぺっぺです。

環境調整や対応や工夫でなんとかなる部分はもちろん努力が必要ですが

それでも追い付かない部分があるから障害なのです。

 

話が逸れました・・

長期服用によって起きるかもしれない副作用、

こういうことは非常に個人差のあるものでしょうし

必ずどうにかなると言うものではないと思います。

そもそも多くの人に重篤な副作用が出る可能性のある薬なら

(日本ではまだ認可されて年月が浅いために長期服用の

 データは少ないと思われますが)

認可されることはあまり考えられないと思います。

一時期問題になったリタリンも全ての人に問題の症状が出たわけではなく

リタリンが処方されなくなったことで生活に支障をきたし

職を失った方までいらっしゃると聞いたことがあります。

コンサータの長期服用による弊害も一部の人には現れるかもしれない。

それが我が子だったら・・・と考えると恐ろしいことです。

検索してみると離脱症状や副作用に苦しむ人の話はいっぱい出てきますし。

 

それでも服薬の決断をしたのには

以前も書きましたが、まずは娘の命を守ること。

服薬を始めた時、衝動性の高い娘はいつ道に飛び出して車にひかれてしまうか

わからない状況でした。

死んでしまっては副作用どころの話ではありません。

今は大きくなりそこまで車にひかれる心配はありませんが

再度コンサータを服用するにあたっては

二次障害を防ぎたいというのが大きかったと思います。

以前こちらの記事で張った動画を再度。

ADHD児の苦悩 - うちの子流~発達障害と生きる

 

この動画に出てくる少年は不注意優先型だと思います。

うちの娘は混合型なのでこれに加えて多動と衝動性があります。

全く服薬のない状態の娘は、体の多動と頭の多動が激しく

倍速再生のような忙しさ。

ハンドルもブレーキもない暴走車のようです。

冷静な判断も出来ない、失敗も多い、感情も抑えられない。

こんなことを言ってはなんですが、

この動画の少年より服薬なしの娘はずっと厳しい状態です。

これでは自己肯定感を持つことも非常に難しい。

家庭できちんと対応すればなんとかなるのではという意見もあるでしょうが

子供は育つごとに外に世界を広げて行きます。

常に理解者の中だけにいることなど不可能なのです。

そのままでは二次障害を起こす可能性は極めて高いと

私は判断しました。

 

長期服用による副作用や体への影響の可能性、

二次障害を起こす可能性。

どちらをとるか。

どちらも必ずなるという確約もありません。

しかし、自分の娘の状況を見る限り

二次障害を起こす可能性の方がはるかに高いと私は思いました。

二次障害を起こせば、服薬なしに過ごすことはないでしょうし、

どちらにしろ精神薬の副作用のリスクはついて回ります。

それならば、二次障害を起こさないように

先に薬で手助けが出来るのであれば

そのほうが娘の人生にとってプラスなのではと判断しました。

元々ADHDと自閉症スペクトラムの二重の困難を持つ娘。

その上二次障害を抱えて生きて行くのはどれだけ辛いことか。

 

薬を飲んだからと言って二次障害を起こさないと約束されたわけではありません。

薬で体の発達などに影響が出る可能性ももちろんあります。

全てが可能性の話なのです。

その可能性の中でどれを選んでいくか、

より子供の人生においてリスクが高いと思われるのはどちらなのか。

主治医と相談しながら、情報を集めながら

素人ですが判断をしていかなくてはなりません。

そのリスクを少しでも下げるために出来ることはやっていく。

例えば、リスパダールは長く飲むことで効いてくる薬なので続けていますが

コンサータは土日や長期の休みは使わないなど、

その他、対応や工夫で乗り越えられるものなら

情報を集め色々試してみる。

 

ある方がこんなツイートをされていました。

早期発見、早期療育は障害の軽減や改善が目的ではなく

二次障害を発症するリスクを軽減させるためだと。

うちも早期発見できて早期療育はやってきましたが

投薬もまた二次障害を出来る限り防ぐために

うちの娘にとっては必要なことだと思っています。

 

発達障害、ADHDと言えども様々なタイプも困難の度合いも違います。

娘の対応として私がしていることが

本当に正しいのかどうかは全くわかりません。

それを判断できるのは将来大きくなった娘自身だけなのです。

しかし今の状況では専門の先生、まだ子供である娘本人とも相談しながら

結局は誰かが決断し実行しなければならない。

その上で悩みぬいて今私が出している答えを書いてみました。

 

このブログに検索で来られる方は

ADHDの薬に関する検索がとても多いです。

同じ悩みを持つ方がいっぱいいるのだなぁと感じます。

コメントをいただいた方の質問の答えにはなっていないと思いますが

同じくADHDの子供への薬の投与に悩まれている方に

アホな頭でひねり出した一つの考え方として

参考になれば幸いです。

 

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