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うちの子流~発達障害と生きる

発達障害を持つ子供たちとの日々をつづります。

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場面緘黙症について

「場面緘黙症」とはある特定の場面、場所だけ全く話せなくなる症状です。

「緘動」と言って話せなくなるだけでなく動けなくなることもあるそうです。

自分ではどうしようも出来ない症状に苦しんでいるお子さんも多くいます。

今朝、ツイッターで見かけた動画がとてもわかりやすかったので

ご紹介したいと思います。

 

 

もう一つとてもわかりやすい動画がありました。

 

 

うちの子供達も私も場面緘黙症というわけではありませんが(たぶん)

私自身が子供の頃にあいさつが出来ない、親しい人以外に

自分から話しかけることが出来ないなどで

動画にあるように声を出そうとしているのにのどがつまる感じがして

声が出ない。そんな子でした。

話しかけられれば答えることが出来る、

仲のいい友達なら話せる。指示をされたことは授業中でも発表出来る。

なのに、なぜ自分から挨拶しようと思って声が出ないのか、

自分から話しかけられないのか。

これ、今私の息子がほぼ同じ状態です。

私と性質がよく似た息子は同じような思いでいるのかもしれません。

 

それをしなければならないことはよーく自分でもわかっていました。

特に挨拶はしないと相手からの印象は悪くなることも知っていました。

それでものどに詰まって言葉が出ない。

出来ないことで自己嫌悪に陥る。

今思い出しただけでも

のどの奥がぎゅーっと苦しくなる感じが蘇ります。

なので出来るだけそういう場面を避けようと思い、

学校帰りにわざわざ遠回りをしてまで

近所の顔見知りのおじさんおばさんに会わないよう頑張っていました。

中学の頃は美術の時間に隣の席の子に

道具を貸してほしいとどうしても言えないまま

2時間の授業が終わってしまったこともありました。

言えば言おうとするほど、言わなければならないと思うほどに

どんどん硬直してしまうのです。

話しかければ普通に受け答えすることが出来ていたので

家族も学校でも私がこのようなことに悩んでいたことは

きっと誰も気づいていなかったと思います。

 

場面緘黙症は症状も人によって様々だそうですので

私のケースはそれに該当するのか

ただの人見知り程度なのかは私は専門家ではないのでわかりません。

場面緘黙症のことを知ったのは

娘のクラスにおそらく該当するお子さんがいたことと、

ツイッターで話をさせていただいている方のお子さんの事を知ってからです。

その方の書かれているブログです。

アスペルガー症候群の診断を受けてらっしゃるお子さんのお母さんです。


うちの娘のように積極奇異型の自閉症スペクトラムだと

あまりこのようなことはないのかもしれませんが、

息子のような受動型や孤立型だと

場面緘黙症やそれに似た状態のお子さんも多いのではと思いました。

 

私は現在でも自分から話しかけたり挨拶をしたりすることは

苦手なままですし、心の中で「せーのっ!!」と勢いをつける必要はありますが

なんとか出来るようにはなっています。

出来るようになったのはあるきっかけがありました。

高校生に入学し、ダンス部に入った時です。

自分で振付を考え人前で踊るということはかなりの勇気がいりました。

最初は恥ずかしくてなかなか出来ませんでした。

ある時、周りの部員の姿を見ていてはっと気付いたんです。

みんな自信があるから出来るんじゃないかって。

自分が出来ないのは自分に自信がないから。

当たり前のことですが、自分で気づいてはいなかったんですね^^;

じゃあどうすれば自信が持てるようになるのか?

といっても普通はなかなか出来ることではないのでしょうが

私はその時「思い込めばいいんじゃないの!」と単純に考えました。

そこから自分に「出来る、出来る」と暗示をかけて

なんとか出来たことが自信に繋がって行きました。

 

すごく単純ですぐにでも出来そうなことなのに

ここにたどり着くまでの道のりは長かったです。

そしてこれがトンネルを抜け出たようにぱーっと世界が明るくなるほどの

私にとってはとても大きな出来事でした。

色々なこだわりが取れました。

挨拶なんて口から出すだけ、機械的にやれば出来るものだと

思うことが出来るようになりましたし

色んな事に対して開き直って考えることが出来るようになりました。

そこからは生きることがぐっと楽になったように感じます。

 

動画にもあったように場面緘黙の克服のためには自信が必要だそうです。

それがどういうきっかけでつかめるのか、

それは人それぞれなのでわかりません。

昔の私と似たような状態の息子がいつかきっかけをつかんでくれるのか

もうつかみかけているのかもわかりません。

ただ私に出来ることは自分の経験を話していくことと、

自信に繋がるような得意なことを伸ばせる環境を作っていくだけです。

 

先ほどの動画に先生や医療関係者、保護者に向けての続編がありました。

 

 

 他にも場面緘黙で動画を探すとテレビで放映されたものが出てきますが、

その中に本人に承諾を得ず普段家で話している姿をビデオに撮り

学校でクラスメイトの前で流すというシーンがありました。

このケースではそれがきっかけで克服していったとありますが

人によっては逆効果になる場合や

親子の信頼関係にも問題が出る可能性があるために

危険だとおっしゃる方も多いようです。

そりゃそうですよね・・家でのビデオをクラス皆の前で流されるなんて

緘黙がなくても絶対イヤなもんですよねぇ。

私だって勝手にされれば家出したくなります。

 

私も息子も場面緘黙と正式に専門家に言われたわけではありません。

でも、似たような症状で苦しい思いをしているお子さんも

たくさんいると思いますし、

正式に場面緘黙と言われているお子さんでも

周りの無理解に傷つけられていることも多いことでしょう。

少しでも多くの方に場面緘黙症について知っていただきたいと思い

記事にしてみました。

場面緘黙についてこちらが詳しく載っているようです。

かんもくネット〜場面緘黙児支援のための情報交換ネットワーク団体〜

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