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うちの子流~発達障害と生きる

発達障害を持つ子供たちとの日々をつづります。

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4歳児(年中)から始める発達障害児の就学活動スケジュール ①

就学進学

発達障害を持つ小さいお子さんの保護者の方にとって

就学はひとつの大きな山だと思います。

特別支援学級がいいのか、通常学級で大丈夫か、他のサポートは?と

色々と悩むところです。

私も悩みに悩んで、第一子の娘は通常学級と通級指導教室、

(通級指導教室とは、週に1時間など設置された学校に通い

 個別や少人数の指導を受けることです。)

第二子の息子は情緒の特別支援学級に入れました。

就学判定がある地域ならどうなのかわかりませんが、

私の経験上ですと、学校や幼稚園などから

特別支援学級はこんな人が対象ですよとか通級ってものがありますよとか

あちらから支援の情報が勝手にやってきたことはありません。

全て自分で調べて自分から申し出ないことにはなにも動きませんでした。

就学に際しても就学時検診が健康診断だけのところもあったり

(うちは健康診断だけでした。)

知能検査のペーパーテストや親子面接まであるところ、

地域によって非常に差があり、

特別支援教育の体制自体も地域差、学校差が大きくあり

一概にどちらがいいとは言えませんが、

決めるための情報を集めることや必要な手続きのために

いつからどう動いたらいいのか?をまとめたいと思います。

 

まずはうちの場合をざっくりと。

<4歳児(年中)にやったこと>

・4歳児(年中)の間に地元の学校情報を入手

・年中の2学期の終わり(年末)にかかりつけの病院で発達検査の予約

<5歳児(年長)にやったこと>

・5歳児(年長)になって5月に学校へ就学相談と見学の申し込み

・通級指導教室に見学の申し込みも年長の1学期のうちに

・年長の夏休みに発達検査、診断書を主治医に書いてもらう

・年長の10月ごろに意思決定をして学校に伝える

・2月ごろに教育委員会から決定の知らせ

・小学校に入学式の下見のお願い

・支援学級の場合、就学前の春休みに懇談

・自立支援医療受給者証の手続き

 

発達検査の予約と診断書

これはかかりつけの病院によって違うと思いますが

児童精神科や発達障害関係の病院はどこも大変込み合っています。

うちのかかっている病院では初診で予約しても半年以上待たなくてはなりません。

小学校に支援を申し入れる上で、年長時の発達検査の結果と診断書が

必要になってくる場合が多いと思いますので、早めの予約が必要です。

うちは年末に発達検査の予約を入れて翌年の夏休みにやっと取れたくらいでした。

支援学級だけでなく通級指導教室や支援員さんなどの加配をお願いする際にも

診断書や発達検査結果はあったほうがいいと思いますので

準備しておくに越したことはありません。

かかりつけの病院がない場合、診察までに半年、検査までに半年と

最悪は1年がかりということも考えられますので

これは忘れず早めに動いてほしいと思います。

児童相談所で検査を受けられた方に関しては

私自身経験がないので、よくわかりません。

療育センターなどの支援機関や教育委員会にお尋ねください。

 

地元の学校情報

これはどこどこの学校の支援がいいとかの情報が入ればベストですが

それ以前に、地域の支援体制について調べておくといいと思います。

特別支援学級も東京都などは固定学級は知的障害クラスだけで

情緒障害(知的障害を伴わない発達障害)の場合は

通級指導教室のみの自治体もあります。

特別支援教育の地域格差について考えてみた。 - うちの子流~発達障害と生きる

学校の規模により情緒学級と知的学級が実質ひとクラスになっているケースも。

通級指導教室も地域によって設置数も大きく異なる為に

希望しても入れない、通いたくても遠くて送迎が大変と

様々なハードルがある場合もあります。

だいたい、「(自治体の名前)特別支援教育」と検索すると

特別支援学級設置校やその数、通級指導教室設置校などの情報に

たどり着くことが出来ると思います。

自治体か教育委員会のホームページに載っている場合が多いと思います。

各自治体の教育委員会には就学に関する相談窓口が設けられていますので

まずは直接電話などで相談されてみるのもよいかもしれません。

年長になって意思決定をするまでは半年ほどしか時間がないために

出来れば年長になってすぐに見学などに周れるよう

年中の間に地元の特別支援体制がどのようになっているのか

把握しておくといいと思います。

あと、お住まいの自治体の学校選択制についても調べておいた方がいいです。

私の住む自治体では隣接する学区の小学校は選べることになっていますし

指定されたいくつかの小学校は市内どこからでも入れる仕組みになっています。

このことを小学校から教えてもらったのは11月ごろの入学説明会。

その上で年内に決定して知らせるように言われました。

その間に見学などに行くことは難しいと思います。

前もって調べていなければ動けません。

 

就学相談と見学の申し込み

年長に入ってからすぐに通っている幼稚園に小学校に就学相談したいと

伺いを立てたのですが、4月は新一年生が入ったばかりで

5月は運動会と小学校側が大変な時期なのでと言われ

運動会が終わってすぐに小学校に電話をし就学相談と見学のお願いをしました。

支援学級見学は一度だけでなく子供本人も連れて何度か行きました。

オープンスクールでは授業に参加もさせてもらいました。

支援学級には環境の変化に敏感なお子さんも多いため

学校によっては対応が違うと思われます。事前に確認が必要です。

通級指導教室も設置してある学校に電話で見学の申し込みをしました。

通級は個別指導が多いので授業を見学することは出来ませんでしたが

担当の先生から内容に関して詳しい話や申し込み手順を伺うことが出来ました。

ここも子供自身が通いたいかどうか意思確認のために一緒に行きました。

支援学級も通級も入級申し込みの意思決定は保護者にありますが

入れるかどうかの最終決定は教育委員会です。

通級の設置校が少ない場合、人数の問題で希望する教室に入れず

待機になったり別の教室へ通う決定になる場合もあります。

うちの自治体ではADHD(注意欠陥多動障害)やLDなど学習障害だけでは

支援学級の対象ではなく通級対応となっています。

うちの自治体ではほとんどの小学校で情緒の固定学級があるので

知的障害がなくても支援学級に入ることは出来ますが

広汎性発達障害など自閉症スペクトラムの診断がないと支援学級に入れません。

このあたりの範囲も自治体によって対応が違うと思われます。

息子の支援学級申し込みにあたり、小学校で

「知的に高すぎると教育委員会が入級を渋る」と言われ疑問に思い

直接教育委員会に電話をし確認しました。

正式な診断があればIQの数値が高いことは関係ないと言われました。

このように学校から聞いた話と食い違う場合もあります。

学校側からすれば集団活動や授業に支障をきたさない受動型の子供は

出来れば通常学級へという思惑があるのかもしれません。

しかし、困っているのは子供自身。子供に適した環境を選ぶのが優先です。

最終の審査は教育委員会が行うのでこちらで聞くのが確実です。

意思決定の時期が秋ごろと言われるのは

人員配置や教室の確保の問題があるからです。

支援学級の定員は8名。多ければ学級数も先生も増やさなくてはなりません。

もっと遅くても入れない事はないらしいですが、

出来るだけ早く大まかな人数を把握しておきたいそうです。

特に学区外からの入級の場合は定員オーバーだと

入級できないケースもあると教育委員会で聞きました。

なぜ見学が重要かというと、

同じ自治体でも学校や担任の先生の体制によって

支援の環境は大きく違います。隣の小学校でも全く違うほどです。

先生の知識や理解や力量次第、学校全体の理解や取組体制次第です。

うちの学校もそうですが、いい支援体制の学校は噂がひろまり

学校選択制で入級希望者が増え支援学級数ががんがん増えています。

なので出来れば通える範囲の学校をいくつか見学することをお勧めします。

(4月に先生の移動があるため運も大きく左右しますが・・)

通常学級で支援員さんをつけてもらう場合も人員の調整が必要です。

就学相談はやはり早めにしておいた方がいいと思います。

 

就学検診で判定がある地域の場合でも、

おそらく最終決定は保護者の方の意思が優先されると思います。

その際にも学校側や教育委員会と何度か話し合いを持つ必要がある為

情報を仕入れておくなど準備をしておけば対応しやすいと思います。

発達障害があるからと言って

支援学級が必ず適しているというわけではありません。

お子さんの状況、学校の支援体制により様々だと思います。

支援学級だと学習面に遅れが出るのではないか、

周りから差別の目で見られるのではないか、

親戚などから障害者のレッテルを貼るななどと批判されるのではないか、

悩むことはたくさんありました。

仮に支援学級の学習体制が通常学級よりゆっくりだとしても

そのお子さんに適したスピードで進められるのであれば

通常学級でついていけない授業を受け続けるよりは

学習効果は最終的に高いものになるはずです。

100%を追い求めて50%しか身に付かないのであれば

80%を確実に身に付けたほうがよりよい選択だと思うのです。

(数字は仮のものです)

通常学級での授業についていけなくなれば学習に対する個別対応は

各家庭で行うしかありません。

うちも息子を情緒の支援学級に入れていますが

今の所は通常学級より学習速度が遅れていることは全くありません。

ツイッターでフォロワーさんに伺った話では

知的な遅れはないにも関わらず高学年になっても

線つなぎのプリントばかりさせられる支援学級もあるようです。

かと思えばお子さんの能力に合わせて

先取り学習をどんどんやってくれるところもあるとか。

学校や学級によって大きく違いがあるようですのでこのあたりも

見学の時点で確認されておくといいと思います。

なによりも学校は子供が毎日長時間過ごす大切な居場所です。

目の前のお子さんにとって

過ごしやすい居場所になりそうなところを選択してほしいと思います。

(この判断が一番悩ましいところではあるのですが・・)

 

長くなりましたので意思決定後から入学までの流れに関しては

こちらの記事に分けさせて頂きます。

うちの息子が入学するまでのことはこちらに書いています。↓

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