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うちの子流~発達障害と生きる

発達障害を持つ子供たちとの日々をつづります。

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発達障害当事者さんの強いメッセージと理想のお母さま

今日は私が素晴らしいと思ったある方のブログを紹介します。

私のブログは私と同じく発達障害児を持つ保護者の方が読まれている場合が多いようですので、是非多くの方の参考にしていただけたらと思いました。

アスペルガー症候群、注意欠陥多動性障害、強迫性障害、反社会性人格障害の診断を受けた現在18歳の当事者、みらいさんのブログです。

miraimirai.blog.jp

みらいさんはツイッターでのつぶやきをブログにそのまままとめていらっしゃいます。

私も毎日みらいさんの連投を大変興味深く読ませていただいています。

半月ほど前だったでしょうか。初めてツイッターで話しかけていただいた時は、タメ語だったため、ダレよ?って正直思ったのですがお話の内容が興味深く次第に引き込まれていきました。

 

「反社会性人格障害」最初に見た時はぎょっとしました。よくニュースなどでも聴く言葉ですがなんとなくのイメージしか持っていませんでした。

ブログの中でご本人の小さい時からの感覚や認知について細かくかかれています。

発達障害も生まれつきの感覚が鈍かったり鋭すぎたりすることで様々な困難を抱える人がいます。反社会性人格障害もまた同じく、生まれつき持っていた感覚や成長の過程で感情の獲得に凸凹があるものなのだろうなぁとみらいさんの言葉から感じました。

知らないと言うことは偏見を生んでしまうものだと改めて思いました。

他者との境界が曖昧で、人を自分とは別の人間として認識しづらいのはうちの娘にもみられることです。(娘の場合は家族限定ですが)

みらいさんの幼少期のころと似たような行動は、程度の違いはあれうちの子供達にもちょこちょこと見られます。

 

ご自分の過去について語られるみらいさんの言葉はとてもまっすぐで伝わりやすく心に響くものです。

何と言ってもお母さまのみらいさんに対する対応の素晴らしさがとても印象的です。私自身も発達障害児を育てる身として大変勉強になる事ばかりです。

みらいさんのお母さまはみらいさんがどんな大変ないたずらをしようとも彼を否定せず受け止め、愛情を伝え、タイミングを見計らい本人に気付きをもたらすような仕掛けを次々としていらっしゃいます。

猫をいじめるなんて話も聞きますが、僕は、母が猫を拾ってきたときに、命がそこにあると感じました。
そしてそれは僕の手でどうにでもなると思いました。
母は、僕に猫を見せ触れさせました。僕は聞きました。
「こんな汚いやつ放っておけよ。それに、首ちょっと絞めたら死にそうだね。」
と笑いました。

すると、母は
「そうね、すぐに死んじゃうわね。でも、今そうすることで、快楽を得るのと、育ててみて快楽を得るのと、どっちが良いのか、あなたはわかるかしら?」
僕は、わからないと言いました。
母は、
「そうでしょう、だったら、一度育ててみたらいかがかしら?わかってからでも遅くはないわ。」

ホウホウなるほどと僕は思いました。
そうだ、やって見なくてはわからないではないか。
それに、猫は僕をやけに頼っていて可愛いやつ、全身を預けてくる。
母の提案は、僕を救ったと思います。
僕の考えを否定せずに受け止めつつ、気を変えさせたのです。
僕はお蔭で猫(弱者)への攻撃をしなくなりました。

miraimirai.blog.jp

一言、すげー!と思いました。どんなことを言っても否定せず受け止める。そして彼が納得し、興味を示すであろう答えを用意する。

 

また別のエントリには

その切り替えが、普通の人では出来なかったであろう。
母だからこそ出来た。
それは、同じ性質特性を持つもの同士だけが、ピタッと一致させることが出来たからだ。
僕は、母を見てそう解釈した。
女性はグロテスクなものを苦手とするであろう。
しかし、母はむしろ好んでいる。その異質さを僕は知っている。

それこそ普通の人から見たら二代に渡っての悪魔の誕生である。
しかし僕はそれで助かったともいえる。
遡れば祖母の偉大さを感じる。
祖母は、愛情豊かに、自由に母を育て否定しない人だ。
母は、何故子供を産んだのだろう、と質問したことがある。
すると母は
「味方が欲しかったから。」
と言ったのだ。

僕は母の答えに感嘆した。
そして味方になることを受け入れたのだ。
母の無償の愛で僕は育ち、絶対的な親子になったのだった。
そこには、何にも負けない親子の絆が育ったと思う。
そしてやっと僕は、他の存在を認め始めたのだ。
今は絶対に「命の大切さ」について、理解をしそのために行動も出来るのです。    

miraimirai.blog.jp

 お母さまもアスペルガー症候群とADHDの診断を受けていらっしゃるそうでみらいさんと似た性質をもっていらっしゃるとのこと。

真正面からみらいさんを受け止め彼の味方になり愛情を注ぎ続けていらっしゃる。

本当に素晴らしいの一言です。

 

うちも息子は私とよく似た性質を持っており、緘黙だったり人に助けを求められなかったり似たような経緯を過ごしています。

だからこそわかることも多く息子には共感もしやすいのですが、うちの場合は性質が正反対の娘のことを私が理解し適切な対応をすることがなかなか難しい状況です。

nanaio.hatenablog.com

 

そしてみらいさんのお母さまはみらいさんが母子分離の不安から寝ているお母さまに飛び込んで何度もろっ骨を折られても感情的に怒られた様子も書かれていません。

神様じゃなかろうか・・・。

この記事を書くにあたり、みらいさんに直接、お母さまが感情的に怒ったり叱ったりしたことはないのですか?と伺ってみました。

ないそうです。温かい感情しか感じたことがないと。

ただ、女優のように演じている時もあるのではないかと。

人は自分に余裕がないと優しくしたり冷静な対応をすることが難しくなる場合が多いと思います。

みらいさんのお母さまはブログにも書かれていますが自分のキャパシティを超えて特性が強く出たり、辛く余裕がない時でもお子様たちに同じように愛情を注ぎあたたかく接しておられます。

私は日々の子育ての中で自分に余裕がなければ子供に対して感情を爆発させることもありますし、そして後で落ち込むのいつものコースを繰り返しています。

自他区分の問題から私を思い通りに動かそうとパニックになりクールダウンの隙も与えてくれない娘に対してはどうしても感情的になってしまいます。

なんとか抑えて演じている時もありますが、演じている時は感情を隠すことでいっぱいなので自分でも無表情がわかります。

しかし一定を超えると演じ切ることも難しくつい声を荒げてしまいます。

正直「真似できねぇ・・・」って思いました。

感情的になっちゃうよ、だってにんげんだもの みつを

 

みらいさんのお母さまのような完璧な対応は私には不可能ですが

学ばせていただけるものは本当にたくさんあります。

子供の性質や特性もまた違えば、みらいさんのお母さまもまた私とは別人。

私は私で学ばせて頂いたことを生かしながら自分自身出来る範囲でベストを目指せればと思っています。

そして、みらいさんご自身が語られる感覚や認知の世界は、もしかして我が子もこういった思いでいるかもしれないと新しい気付きを次々と与えてくれます。

ご自分を客観視できる能力と表現力に非常に長けていらっしゃる。

お母さまから受け取られたものをご自分で深く考察し獲得しているのも、みらいさんご自身のまっすぐさがあればこそだと感じました。

しっかり受け入れられて育ったからこそしっかりと自分自身も受け止めることが出来るのだろうと。

是非、多くの方に読んでいただきたいと思います。

日々更新されていらっしゃいます。 

発達障害の親子ケア 親子どちらも発達障害だと思ったときに読む本 (健康ライブラリー)

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