うちの子流~発達障害と生きる

発達障害を持つ子供たちとの日々をつづります。

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興味を広げてみる 世界を広げてみる

夕方、外から昔懐かしい音が響きました。

「ぱ~~ぷ~~」

子供達は「何の音??」と窓を開け興味津々。

「これはたぶんお豆腐屋さんだよ」

残念ながら音だけでお豆腐屋さんは見えませんでした。

すぐにyoutubeでお豆腐屋さんを検索し同じ音と確認。

昔はこうやってお豆腐や魚を売りに来た話をします。

ついでにラーメン屋さんのチャルメラの音や、焼き芋屋さんも。

地方の住宅地に住んでいるとなかなかお目にかかれませんしね^^;

 

子供が「○○ってなに?」と聞いて来たら

可能な限りその場で説明し(忙しい時は無理ですが)

画像や動画で見た方がわかりやすいものはすぐ検索、

なにかに興味を持ったら100均などで道具をそろえたり

(高いものは買えません><)

本を用意したり、アプリを入れたり。

ただ言葉で説明するだけよりも

目で見て、音を聞いて、可能ならば実際に触って体験する。

五感を刺激する方がぐっと理解しやすいです。

興味を持った時はチャンス!

うちの子の凸凹は興味に左右される部分が大きいです。

やりたくない、メンドクサイと思ってしまうと簡単なことも出来なくなりますが

おもしろい!と思ったことは驚くスピードで吸収してくれます。

 

先日も息子が微生物を捕獲するゲームをやっていてエサの質問から

元素に興味を持ったので、(元素が何かは以前から少し知っています)

周期表と元素記号のクイズアプリを入れたら

娘も息子もあっという間にたくさんの元素記号を覚えたようです。

一つ一つの説明もあるのでどんなものか確認したり、

身近な物に結びつけて話をしています。

科学実験アプリで色々混ぜたり実験も楽しんでいます。

(たまに爆発させてるw)

私は中学生の時に周期表覚えるの結構苦労したんで←

(覚えさせるなら今がチャンス!!)と思いました。

 

アルカリ性や酸性に興味を持った時も

薬局でリトマス試験紙を買ってきたら

子供達は家中の液体で大実験。

トイレに持って行って尿検査までやってたり(汗)

色が変わると「おお~~~~!!!」とたった200円ほどで

すんごい楽しめましたw

 

2人とも知識欲は旺盛なので

一般的な同じ年齢のお子さんよりも知識だけは豊富にあります。

アスペルガー症候群のお子さんにはよくあることみたいですね。

 

子供の質問にいちいち丁寧に答えるのは面倒なことではありますが

私の性質でしょうか、家事などはすごーく面倒なんですが

子供に教えるってことがとても楽しくて

子供も楽しく吸収してくれるのでまた私もおもしろくてやっちゃう循環に

自然となってしまいました。

なので我が家は汚家ですが・・・orz

 

自分が歳をとって産んだ子なので

生きているうちに出来るだけ自分の知っていることを

多く伝えたいという焦りもあるのかもしれません。

 

そんなこんなで子供の興味を広げているうちに

娘は料理や手芸、工作に絵、国旗や理科が大好きで知識は様々。

(娘の興味はあちこちに飛び散るので何かにとことんとは行ってません)

息子は算数の世界にどっぷりとなっています。

これから先、娘がなにか一つ集中して続けられることに出会うかもしれないし

息子の興味が算数から他に移るかもしれません。

この「科学のふしぎな話365」は本屋でみつけて購入しました。いろんな科学の分野の話が子供にわかりやすく書いてあり面白いです。

障害を持った子供達。

人より出来ない事がある分、なにか強みを持たせたい。

その強みが職業に繋がらならなくてもいい。

(いや、本音は繋がって欲しいけど)

なにか好きなことに打ち込むことの楽しさや

得意なことが自分の自信に繋がれば

生きて行く力に変わる。

 

どんな人生を歩んでいくのか、選んでいくのは子供自身です。

思った通りの人生なんてなかなか歩めるものではないけれど

実際は自分の障害と向き合いながら苦しい思いをすることが

多くなるのかもしれないけれど、

親が出来ることは、子供から見える世界を少しでも広げて

世の中の楽しいことをたくさん伝えること。

生きて行く道はいろんな形であると伝えること。

選択肢を増やすために今身に付けることは何かを教えること。

なんて思いながら日々子育てしておりますです、ハイ。

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