うちの子流~発達障害と生きる

発達障害を持つ子供たちとの日々をつづります。

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鉛筆の持ち方トレーニング

娘の多動の原因として前庭覚、固有覚の鈍麻の為、

強い刺激を常に求めているという話を以前書きました。

多動の原因 - うちの子流~発達障害と生きる

それに加え、体幹筋肉(インナーマッスル)が弱いこと。

体幹筋肉が弱いと姿勢保持が難しくなり

じっとしているよりも動いた方が楽だそうで、

常に動き回ってしまうことになるんだそうです。

大人でも長時間立ちっぱなしでじっとしているよりは

少し動いたほうが体が楽なときがありますよね。

 

作業療法で聞いた話なのですが、

鉛筆を指の間に深く差し込むような持ち方をしているのは

体幹筋肉が弱い子によく見られるとか。

うちの子供達もそういう持ち方をします。

人差し指と中指に鉛筆を挟み、親指が人差し指にかぶっています。

鉛筆の持ち方は持ち始めたころからずっと言ってはいたのですが

一向に改善せず。。。

その時に作業療法士さんに鉛筆の持ち方トレーニングを教えてもらいました。

鉛筆に洗濯バサミを付けます。

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それをこんな風に持ちます。

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これだけ。

指先の位置もぴったり来ますし、

手の平の中で洗濯バサミごと固定されるので

鉛筆の安定もよく書きやすいです。

子供の手には洗濯バサミは大きいかな?とも思ったのですが

意外とちょうどいいサイズだったりします。

 

 息子の場合は手の不器用さで書きづらかったようなので

くもんの三角鉛筆や、ぷにゅグリップなどを使っていました。 

 どちらも指の位置が定まることで書きやすくなるようです。

ぷにゅグリップは滑らないので弱い力で握れるのも楽。

 

ほかにQリングもよいそうですが、

高いのでうちでは買っていません^^; 

うちの子は物をかじる癖があるので何個食いちぎられるかと思うと ((((;゚Д゚))))

 

と鉛筆の持ち方トレーニングの話ですが

うちでは今、全くやっていません。

一時はがんばってやってたんですけどね・・。

息子は書くこと自体に抵抗があって苦手で

娘は漢字の繰り返しの宿題だけでもヒーハー言っている状態。

この上、もち方の矯正でストレスをかけるのはやめました。

たまたま今日ツイッターで鉛筆の持ち方の話になったので

せっかく頂いた情報を共有できたらなと。

書くことにさほど抵抗がないお子さんなら

試してみてはいかがでしょうか。 

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