うちの子流~発達障害と生きる

発達障害を持つ子供たちとの日々をつづります。

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算数オリンピック2014の結果報告書が届いた。

現在小学校一年生の支援学級に通う息子が

今年の6月に算数オリンピックキッズBEEトライアル(予選)を受けました。

キッズBEEは小学校1~3年生が対象になっています。

 今年のトライアル通過基準が64点で息子の結果は54点。

ファイナルに進むことは出来ませんでした。

 

今日、算数オリンピック委員会より結果報告書が届きました。

このブログのテーマである発達障害からは少し離れますが

算数オリンピックの検索で来られる方も多いようなので

情報を載せておこうと思います。

私も息子が受ける前に検索で探したのですが

あんまり情報ないんですよね^^;

ヒットするのは塾で何人金メダルとったとかがほとんど。

 

今回の「知の祭典2014」のトライアル国内参加者総数は4167名。

中国から2053名、合計6220名。

以下、キッズBEEの話に絞ります。

トライアル参加者数は国内1193名。ファイナリストは248名。

金賞入賞者は22名。

トライアル成績優秀者は124名、100点~78点。

2年生7名、1年生1名入っていました。

トライアルの成績上位者と金賞入賞者は必ずしも一致していないようです。

ファイナルで大逆転の可能性もあるってことですね。

先ほども書いた通り、トライアルの今年の通過基準は64点で

ファイナルで金賞入賞者は74点~41点。

今回のファイナル問題はかなり難問だったらしく

平均点はなんと22点だったとか。

結果報告書に載っていたファイナル問題を見ましたが

かなり難しいです><

私も半分ほどしかわかりませんでした\( ̄^ ̄)/

金賞入賞者は全員3年生。

ファイナリストはほとんど3年生で1割強が2年生、1年生は一人。

すごいわー。1年生でファイナリスト!

 

受験者数で言うと、四谷大塚の全国統一小学生テストなんかと比べれば

はるかに少ない数字ですが、これを受けようと思う時点で

かなりの算数が好きか、塾に通っている子の中で算数の得意な子が

勧められてとかだと思うのでベースのレベルは高いのだと思います。

問題の内容は過去問などを見たことがある方はご存じでしょうが

単に計算が出来るだけでは解けません。

思考力が問われる問題ばかりです。

小学校3年の娘がキッズBEEの問題を見ても一回につき一問解けるくらいで

「ぜっっっんぜん意味わかんね!!」って言っています。

(娘のスペックは算数はあまり好きではないですが四谷大塚の小学生テストで

 算数の偏差値は60弱をうろうろ、日能研全国テストでは中の上、数検8級

 娘もアスペルガー症候群なので文章題に弱いのかもしれません。)

 息子は小さい頃から算数に強いこだわりをもった子で

数検は今7級(小学校5年生レベル)まで合格しています。

標準レベルの計算問題なら中学2~3年くらいまで解くことができます。

しかし文章題は国語力がさっぱり追いついていないので

問題の漢字が読めない、意味が分からないで小6標準レベルまでが限界。

算数オリンピックキッズBEEの問題も

思考力が問われる文章題ばかりのため、問題の意味を理解するところで

ひっかかります。答えやヒントを教えるのではなく

問題の内容の解説を丁寧にすれば自分で考え解くことが出来ますが

自力で問題文の意図するところを読み取るのが困難です。

これは自閉症スペクトラムの特性が絡んでいるのかもしれません。

(もちろん問題文は対象年齢の小1~3に合わせて平易な文章ですが)

普段は小難しいことじっくり考えてべらべらしゃべってるんですがねぇ・・。

先日も突然こんなことを言い出しました。

「かあさん、ぼく素数のきまりを発見したよ。6で割って5余る数なんだ」

私はよくわからないので検索してみると

素数は6で割って5余るか、1余るからしいです。

こんなことを一日中ぶつぶつ一人で考えてるんだろうなぁ・・。

 

届いた結果報告書を見た息子。

早速自分が受けた問題以外をチェック。

キッズBEEのファイナル問題は「問題の意味がわからない~!!」と

キーキー言っていましたが、落ち着いてから何問か解きはじめました。

そのうちキッズ以外のジュニア算数オリンピックなどの問題の中から

自分が解けそうなものを探して解いていました。

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机でやれよ~ヽ(゚~゚o)ノ 

広中杯ファイナル(中学3年まで対象)の素数の並んだ表を見ながら

「うぉおおおおお~!」と目をキラキラさせていました。

なんでこういう子は素数に萌えるんですかねぇー。不思議。

 

息子も来年の算数オリンピックに向けてやる気まんまんの様子。

最近は学校の宿題やるのもメンドクセーだるだるモードだったので

自宅学習もこれでモチベーションが上がるかな?

今回は準備として過去問集を半分ほどやっただけで

特に算数オリンピックに向けての勉強は他にしていませんでしたが

来年に向けて計画立ててやっていったほうがよさそうですね。

うちは通塾していないのでオープンテストを受けています。

11月には四谷大塚の全国統一小学生テスト、

能開センターの統一学力テストを受ける予定にしています。

11月の数検も受ける予定です。

 

結果報告書に広告として載っていたこの世界算数

Global Math Challenge | 世界算数
インターネット上で行われるそうです。これも申し込みたいと思います。

 

MASSEも気になるのですが個人受験の会場が

東京、大阪、福岡しかないので田舎の我が家では無理っぽいです。

国際数理能力評価試験 MASSE

 

 

 

 

来年はファイナルに行けるかな?

2015年の開催予定はトライアル6月14日、ファイナル7月12日だそうです。

※2015年の挑戦記事です。

nanaio.hateblo.jp

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