うちの子流~発達障害と生きる

発達障害を持つ子供たちとの日々をつづります。

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就園、就学、進級に向けてサポートブックを作ろう

サポートブックとは、お子さんに関わる人たちに

お子さんの特性を知ってもらい、適切な対応や支援をお願いするための

ガイドブックのようなものです。

これから幼稚園や保育園に就園されるお子さん、

小学校に入学されるお子さんはもちろん、進級で担任の先生が変わる場合は

今までの情報がどれくらい引継ぎをされているのかわかりません。

発達障害児と言えどもタイプは様々、お子さんの困り事も様々です。

なのでその対応も場合によれば正反対のこともあります。

(実際、うちに2人の発達障害児がいますが、対応は全く違います。)

次の先生が今までの経験上での対応では補いきれない場合も出てきます。

そのためにそのお子さん専用のサポートブックを作ってお知らせしておくことで

その後の支援がスムーズにいきやすいです。

 

サポートブックはこれといって決まった形はありませんが

あちこちでテンプレートを無料で配布しているサイトはたくさんあります。

だいたいが成育歴や診断の経緯、身体についてのプロフィールや

身辺自立や家庭環境など、それぞれの困り事や対応方法など

詳細に書きこめるようになっており、

全て完全に作ろうとするとかなりどっさりとしたものになっています。

 

こういう詳細なものを作ることは

なにかあった時のマニュアルとしてとても役に立つものなのですが

問題点が二つ。

①先生によっては量の多いものは読んでもらえない場合がある。

特別支援に関心の高い先生や熱心な先生だと

しっかり目を通していただける場合もありますが、

学校の先生はとても忙しくそのような余裕すらもてないケースもあります。

ちゃんと渡したのに全く読んでないのではという話もしばしば耳にします。

なので一つの提案として学校や園の先生に渡すものは

出来るだけ要点を絞ったものがよいのではと思います。

どっさりしたものを渡すよりは読んで記憶に留めてもらえる可能性は

ぐっと上がるはずです。

(先生にもよりますので必ずとは言えませんが・・)

箇条書きでプリント一枚に収まるくらい。

それをパウチ加工するとよりよいと聞いたことがあります。

それプラス、可能であれば

詳細なサポートブックを何かあった時のマニュアルとして

手渡しておけば万全なのではないかと思います。

 

②作ること自体がハードルが高い

マメな方にとってはそう難しいことではないものなんでしょうが

マメとは縁遠い私はこれでくじけました。。。

こんな記事書いてますがサポートブック作り講座を受けたことがあるのに

最初に教えて頂いた時が紙10枚以上のどっさりタイプだったもので

ここでむ~り~と諦めてしまいました。

しかし後に聞いたことによると学校の先生に手渡すのは

簡素な物の方が伝わりやすく配慮を受けられやすいことを知りました。

私のようにどっさりでくじけてしまう方でも1枚くらいの簡素な物なら

作ろうと思う方がいらっしゃるかも?と思い書いています。

うちは先生方にとても恵まれてきたことと

療育で毎年詳細なレポートを作ってもらうことが出来たので

それをサポートブック代わりにコピーを取って手渡すだけで

先生方がきちんと子供の特性を把握し対応して下さったので助かりました。

サポートブックを作られる方が多いこと、

一応作り方も習ったので知識だけはある(実行力はナカッタ・・)ので

エラソーに記事にしてみました。すみませんm(_ _)m

今まで情報だけは色々と教えて頂いたので

私の知っている限りの方法をご紹介したいと思います。

合う方法を選んでいただけたらと思います。

まずはダウンロード先から。

その後作り方について習ったことをご紹介します。

 

<印刷用サポートブックのダウンロード先>

サポートブックダウンロード|発達障害や学習障害の子どもを支援[Leaf]

Leafさんのサポートブック、とてもわかりやすいと思います。

この中の身体の特徴と性格の特徴の部分だけをまとめて

簡素版として手渡すのもいいと思います。

サポートブックのダウンロード サポートブック『うぇぶサポ』

うぇぶサポさんのダウンロード版。

幼児向けと一般向けの2種類ありかなり詳細なものとなっています。

この中から必要な物だけをチョイスして作成する手もあります。

発達障害 自閉症 サポートブック

こちらは各自治体や支援団体が作っているサポートブックダウンロード先が

たくさんまとめられています。

それぞれ違ったものがあるので合うものを探されてみるのもよいかもしれません。

 

<インターネットを使って作るサポートブック>

サポートブック『うぇぶサポ』:自閉症・発達障害などの方のために

インターネット上でサポートブックを作り、

支援者と保護者の間でパスワードを共有し

それぞれが書き込んでいくことのできる無料サービスです。

双方向で作り上げることができるのでお子さんの成長に合わせて

常に最新の情報を共有できるのがとても便利なところです。

先生の協力が得られれば密な連絡をとるためにいいと思います。

 

<作り方の手順>

・お子さんの特徴を整理する。

・伝えるべき内容に優先順位をつけたりピックアップする。

・書き方のポイント

 

お子さんの特徴を整理する

感覚過敏やアレルギーなどの身体的特徴は上記のLeafさんのサポートブックなどで

比較的簡単にピックアップすることは出来ると思うのですが

その他重要な性格や特性についてはあれもこれもと言われれば思いつくのに

いざとなれば全部出てこないことはありませんか?

通級指導教室の面談でもらった指導内容一覧表に

学校など集団生活で困ることの多い特性がまとめられていましたので

参考資料として記述します。

この中からお子さんに当てはまるものを選ぶと整理しやすいと思います。

【自己理解】

・自分に自信が持てない

・自分の得意不得意がわからない

・余暇の過ごし方がわからない

・生活リズムが確立していない

・緊張や不安が強い

・感覚の過敏さがある

・整理整頓が出来ない

【対人関係】

・関わり方が適切でない

・気持ちの理解が出来ない

・場の状況が理解できない

・相手の行動や表情を読み取れない

【コミュニケーション】

・会話が一方的である

・相手の話を聞くことが出来ない

・使える言葉が少ない

・話す気持ちがあっても話せない

・言葉で伝えることが苦手である

【こだわり】

・興味関心が狭い

・こだわりがある

・柔軟な対応が出来ない

・想像力が乏しい

・自分の考えを変えることが出来にくい

・集団行動が出来にくい

【不注意】

・不注意な間違いが多い

・集中が困難である

・話を聞いていない

・最後までやり遂げられない

・順序立てて出来ない

【多動】

・落ち着きがない

・離席する

・走り回る・よじ登る

・過度なおしゃべりをする

・指示に従えない

・周りの影響を受けやすい

【衝動性】

・だしぬけに答える

・順番が待てない

・時間が守れない

・行動のコントロールが出来ない

・気持ちのコントロールが出来ない

【粗大運動】

・体が硬い

・動きがぎこちない

・バランスが悪く転びやすい

・合図に合わせられない

【微細運動】

・手先が不器用である

【教科の補充的指導】

・特定の分野が苦手である

 聞く、話す、読む、書く、計算する、推論する、図形

 イメージする、読解、楽器の演奏、絵を描く

・行事への参加が難しい

この中からお子さんの特性に当てはまるものを選び

どういう状況でどうなるかを具体的に書きだせるとよいと思います。

次は具体的な書きだし方について例を挙げていきます。

【コミュニケーション】

①言葉の表出(お子さんからの表現)

 要求:したいことが伝えられるか?

 拒否:嫌なこと、したくないことを伝えられるか?

 援助:困った時に助けを求められるか?

 言葉で伝えることが難しい場合はどう表現するか

 (泣く、固まる、表情が変わるなど)

 場面や相手が違っても伝えることができるか?

 (家族、先生、友達)

②言葉の理解

 ・絵、文字、写真、言葉、理解しやすい伝え方はなにか?

 ・文字の場合、どの程度の量や表現が理解しやすいか

 ・言葉の場合、どの程度の具体性や量が理解できるか

 集団での指示理解ができて動けるか?

 ③コミュニケーションの特徴

 全体的な特徴

 ・自分から話しかけるタイプか受動的か

 友達との関わり方や遊び方

 ・友達と関わりたいか一人でいたい方か

 ・友達とのトラブルの頻度や内容

 ・友達の範囲(特定の子だけ、集団で遊べるか)

 大人との関わり方

 ・関わりやすい大人のタイプ

 ・どのような時に大人とのかかわりを求めるか

 ・関わり方の特徴

 

 【感覚面】

・触覚

 特定の素材、服、手触りなどのこだわりや不快感

 痛みの感じ方が敏感もしくは鈍麻

・聴覚

 特定の声や音が不快、大きな音が苦手、雑音が多いと聞き取れないなど

・視覚

 光の強さや特定の色が苦手

・味覚、嗅覚

 特定の味やにおいが苦手、感覚過敏による偏食

感覚過敏や鈍麻による苦手は努力不足ではなく

がんばって変えられるものではありません。

無理強いをしないよう学校側にお願いをしどの程度の工夫を

受け入れてもらえるのか学校側としっかり相談することが必要です。

 

【こだわり】

人、場所、状況、物、思考パターン、スケジュール、順序など

どのようなこだわりをもっているか。

こだわりで困る状況になるのはどのような時か。

見通しを立てる、視覚化するなど

どうすればこだわりで困ることが防げるか。

こだわりの背景には不安がある場合が多いのでどう原因を排除するか。

 

【パニック】

きっかけはどんな時におこりやすいか?

 どんな時、なにをしている時、なにをされた時など

パニックの様子はどう表れるか?

 泣く、奇声を上げる、暴言を吐く、自傷、他害

 その場から離れる、固まる、黙り込む、視線が定まらない

 チックやこだわり行動、ふざけてへらへらするなど

パニックになった時の対応は?

パニックを事前に防ぐための工夫は?

 

【多動・衝動・注意】

多動や衝動や注意力の問題が起きやすい状況は?

事前に出来る対応は?

注意の向け方の特徴と対処方法は?

 

伝える内容に優先順位をつけたりピックアップ

次は項目ごとにあげたお子さんの特徴を絞り込んでいきます。

・お子さんが学校や園などで困りそうなのはなにか優先順位をつける

・学校や園に配慮を特に求めたいものはなにか?

怠けているなどと誤解を受けない為にも

お子さんの特性を多く知ってもらうことも大切ですが

実行可能な配慮を受けるためにできるだけ優先度の高いものに

絞り込んで順序を付けた方が配慮される可能性が高くなると思います。

まずは一枚の紙に収まるよう極力少なく絞った要点をまとめたもの。

他の困り事に関してはその時々に先生と連携をとって

対応をお願いすることもできます。

初めて集団生活に入られるお子さんは入ってからでないと

どういう困り事が出てくるか想像できない場合も多いと思います。

しっかりと作られる方は参考資料として詳細なものを

分けて作られるのも一つの方法だと思います。

書き方のポイント

・困った状況になった時のお子さんの具体的な行動や様子を書く。

 (パニックになる→大きな声を出す など)

・「○○できない」だけでなくその原因とお子さんの様子を書く。

 (指示で動けない→注意がそれている、聞き取れていないなど)

・対応方法について「○○があれば××ができます」と伝える。

 (片付けます→○○は箱の中に入れますなど具体的に指示すると出来る)

困り事が起きた後の対応だけでなく、

事前に出来る工夫や支援の方法があると参考になります。

 

以上、かなりの長文になりました。

これだけブログにかくならサポブ作れよって話なのですが

これも私の特性上のことなのでしょうか。

めちゃくちゃそーゆーことが苦手で出来ません><

ツイッターは書く癖に携帯メールの返事がなかなか出来なかったり。

(パソコンはよくても携帯ぽちぽちが苦手です)

このブログを見て下さる方々の中に

サポートブックを作られる方がいらっしゃったら

私の得た情報だけでもお渡し出来たら

なにかの参考になるかなと思い書きました。

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