うちの子流~発達障害と生きる

発達障害を持つ子供たちとの日々をつづります。

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特別支援学級や通級指導教室に入るまでの流れ

発達障害を持つお子さんの就学は悩まれる方が多いと思います。

現在うちの小学3年の娘は通常学級と月に2回の通級指導教室、

小学1年の息子は情緒の支援学級に通っています。

息子は国語と算数は支援学級で、それ以外は交流学級といって

通常学級の方で授業を受けています。

私も子供達の就学の際には迷いに迷って決めました。

息子の就学についてはこのブログでも

悩む経過を何度も書いてきました。

(2013年の記事に書いています。)

幼児の保護者の方が検索で来られることも多いようですので

振り返ってみて決めるまでの経緯やこうしておいてよかったこと、

ツイッターなどで他の地域の方々から伺ったお話など

就学までの経路についてをまとめたいと思います。

ただし、うちは知的障害がない発達障害児なので

知的障害で就学判定の話や特別支援学校の話は全くわかりません。

情緒障害の場合の話前提で書かせていただきます。

 

以前、このブログでも東京と岡山市の支援体制の違いを比べてみましたが

地域差が非常に大きいです。

知的障害のない発達障害児の場合、

固定の情緒支援学級が存在しない、通級指導教室はあっても数が少ないなど

通常学級しか選べない場合もありますし、

小規模の学校だと支援学級そのものがない場合も。

知的障害がなくても入れる支援学級があっても

知的と情緒がクラス分けされていなかったり

学校によっては情緒の支援学級で知的に問題がなくても

学年相当の授業を受けさせてもらえないところも聞いたことがあります。

学校でやってくれないので家庭学習で補うしかないとか。

なので選ぶことが可能でしたら学校選びは重要です。

 

うちの地域では学区が隣接する学校は選んで入ることが出来たり

指定されたいくつかの学校は市内どの地域からも入ることが出来ます。

ただし、これを学校から教えてもらったのは就学説明会。

これでは学校選びには遅すぎます。

地域の学校選択制などは早めに調べておくといいと思います。

自治体の教育委員会に就学相談窓口があるので

問い合わせすると教えてくれると思います。

 

出来れば年中(4歳児)までに地域の情報が手に入るよう

横のつながりを確保しておいて、

年長(5歳児)になればすぐに学校見学や就学相談に動ける体制を

整えておくのがいいと思います。

年長の10月くらいには支援学級なのか通常学級なのか

通級教室に通うにしても決定して手続きをする必要があるからです。

 

手続きの流れとしてうちの自治体の場合は

通級指導教室を1年生から希望する場合、

就学用に発達検査の結果と医師の診断書を園に提出し

幼稚園から2学期の様子をレポートしたものを

市の教育委員会に送ってもらい審査にかけてもらいます。

うちは市立の幼稚園でしたので園が手続きを進めてくれましたが

保育園や私立幼稚園の場合でしたら園か教育委員会にお尋ねください。

就学前の2月ごろ、幼稚園から通級に通う決定のお知らせを受けました。

特別支援学級の場合も発達検査の結果と診断書を10月には提出。

おそらく幼稚園からのレポートも送って下さったと思います。

決定のお知らせも同じく2月ごろだったと記憶しています。

 

就学前の発達検査は、かかっている医療機関によると思いますが

どこも大変混んでいて半年以上待つ場合も多いと思います。

特に夏休み中は多く、うちがかかっていたところは2月にはもう予約でいっぱい。

息子の時に申し出が遅れ年中の3月になってしまい

発達検査が9月になり結果と診断書を急いでもらうはめになってしまいました。

ここは年中さんの頃から医療機関に相談しておいたほうがいいと思います。

通常学級に入るにしても加配(サポートの先生)をお願いする場合や

担任の先生に配慮をお願いする場合には

診断書や検査結果があった方がいいと思います。

 

さて年長になった!学校選びだ!とはりきっていた私は

年長になってすぐに園へ学校見学に行きたいと申し出しました。

(市立幼稚園ですし隣が小学校だから園に伺いを立てました。)

新一年生が入ったばかりは学校も大変だしもう少し待った方がいいと

園に言われたことと、小学校は5月に運動会があるので

運動会が終わったころに小学校に電話をかけて

就学相談と見学の申し入れをしました。

小学校ではとても丁寧に対応して下さり、

心配ならば何度でも見に来ていいと言われたので

支援学級を考えていた息子の時は何度も本人を連れて見学に行きました。

うちの自治体の小学校では年に一度オープンスクールがあり

(参観日に保護者だけでなく地域の人などが見学できる日)

その日には支援学級で息子も授業に参加させてもらったりしました。

娘の時は通級指導教室も直接電話を入れ本人を連れて見学に。

通級は個別指導が多いために実際の授業を見学することは出来ませんでしたが

担当の先生からどんなことをやっているのか、

通うための手続きや決定までの流れなどを詳しく聞くことが出来ました。

これら就学相談や見学は1学期の間に済ませたと記憶しています。

2学期も継続して見学に行きましたが。

 

こちらが通級や特別支援学級を希望している場合でも

学校側はWelcome!と言った感じではなく

(とても丁寧な対応をして下さったのですが)

ちょこちょこと支援なしでも大丈夫ではないかと言われることがあります。

特別支援を希望する人は年々増えていて

こちらの通級はいっぱいで待機が出ている状態ですし

支援学級もいっぱいです。

市の側からだと予算がかかるのであまり増やしたくないでしょうし

学校側としてもクラス運営に支障がなさそうな子なら

出来れば通常学級だけでと勧めるのでしょう。

いくら子供自身が集団の中で困っていても。

 

うちが言われたのは

「普通のクラスでもやっていけそうに見えますけど」

娘の通級希望を言った時は小学校側からも幼稚園からも

「とりあえず入学して様子を見てからでもいいんじゃないか」

息子の支援学級入りを希望した時は

「あまりIQが高いと市教委が渋るので難しいかもしれない」

この件に関しては疑問に思ったのですぐに市教委に直接電話をし

情緒の特別支援学級に入るにあたってIQが高すぎることは関係ない、

正式に診断があって保護者が希望する場合は入れますと確認を取りました。

ただし、学区を超えての場合は支援学級の定員の問題で

希望に添えない場合があるとのこと。

(このあたりも自治体によって違うと思います)

 

こんな風に言われると教育現場の素人の私は

「ひょっとしてうちの子通常学級でも大丈夫なのか?」

「プロの先生が見ていうのならそうなのかな・・」などとぐらつきます。

うちの自治体では幼保小中の連携が活発で

幼稚園の頃に私も一度も話したことがない小学校の教頭先生が

うちの子の名前を知っていて驚いたことがあります。

在籍数千人以上のマンモス校なのに就学前の子供まで知ってるとは。

(たぶん診断がついている子なのでチェックされてたと思います。)

自分の子のことは家での姿はよく知っていても

幼稚園とは違う『学校』と言う場でどれくらいの困難が出てくるのか

はっきりと想像が出来るわけではありません。

発達障害児といえども様々。

学校という場で自分の子がどの程度の支援が必要なのか

素人である親が判断するのはとても難しいと思います。

プロである学校の先生に言われる言葉はひとつひとつ響きます。

 

ある時、何度目かの娘の就学相談で就学後の療育も探しているというと

「それは是非行った方がいいですね!」と言われ

(え?通級は入学後様子見したほうがって言ったのに療育は勧めるわけ?)

そこで学校側は通級に通う子を出来れば減らしたいんだなーと気づき

学校側からのこういう言葉には惑わされずに

子供にとってベストな(だと思う)選択をしようと思いました。

もちろん自分一人では難しいので

主治医、療育の先生、幼稚園の担任の先生と何度も話を伺いました。

その上で、娘は通級、息子は支援学級と決め、希望を出しました。

保護者がきっぱりと希望を決定すれば

その後はスムーズに手続きを進めてくれました。

 

息子の支援学級を決めるにあたり一番助かった情報は

実際にその学校の支援学級に在籍するお子さんの保護者の方のお話でした。

特別支援学級と言えども先生は特別な資格が必要なわけではなく

全く発達障害に関して知識や理解のない先生や

新人に近い先生が配置される場合もあります。

うちの自治体の話ではないですが

普通のクラス運営がうまくいかず学級崩壊させてしまって

支援学級に配属された先生もいるらしいと聞いたことがあります。

熱心に特別支援を勉強されて素晴らしい支援をして下さる先生もいます。

通常学級でも細かい配慮をして下さる先生もいます。

見学でもある程度はわかるでしょうが

先生のこと、学習の進め方、交流学級のこと、支援体制など

実際の内情を知る現役の保護者の方に伺うのが一番確実です。

今でも色々教えて頂き本当にお世話になっています。

 

といっても現役の保護者の方とコンタクトをとるのは難しいかもしれません。

私は幼稚園の送り迎えをする際に見かけていた

いつも小学校の送り迎えをしている保護者の方が同じ幼稚園出身だったので

ひょっとして支援学級なのかなぁ・・と思っていて

幼稚園の役員活動でたまたま話す機会もあり

共通の知り合いに事情を話し連絡を取ってもらいました。

出来るだけ身近な地域の発達障害児の親の会を探すという手もあります。

保健センターや発達障害支援センター、自閉症協会などから

親の会の情報を得て横の連携を深めることも出来ると思います。

発達障害児の育児は本当に大変なことが多く、特に幼児の間は

親の会に参加する余裕など持ちにくいとは思いますが、

家での工夫や支援に関しては本やネットで情報を得ることができても

就学や療育など地元密着の情報を得るにはやはり横のつながりが

一番ありがたいものになってきます。

それに同じ悩みを持つ方々との繋がりは情報だけでなく

私の精神面でもとても助かっておりありがたく思っています。

今のところうちの子供達は毎日楽しく学校へ通っており

トラブルや困ったことがあっても先生と連絡を密に取り

すぐに対応して下さるので

安定した学校生活を送ることが出来ています。

次回は特別支援学級か、通常学級か、どちらを選ぶのか?

について書きたいと思います。

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