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うちの子流~発達障害と生きる

発達障害を持つ子供たちとの日々をつづります。

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うちのトークンシステム

以前の記事でも書いたことがありますが
うちでやっているトークンシステム(ご褒美制度)まだ続いています。

自閉症の療育法としてよく耳にするのが
ABA(応用行動分析療法)やTEACCH(ティーチ)プログラム。
そのABAで用いられるトークンエコノミー法なのですが、
要はお買い物などでお店でもらうポイントカードのような感じで、
なにか望ましい行動をした場合にシールなどをもらえ、
シールが貯まればなにかご褒美を与えるというシステムです。

強制的にこちらの望ましい行動をさせたり、
ご褒美で釣るのは犬に芸を仕込むみたいだとか批判的な見方は多いそうですが、
障害特性だとはいえ、生きていく上で身につけた方がいいことはたくさんありますし、
それを楽しみながらがんばれるのはいいことなんじゃないかなと
私は思います。(ABAに詳しいわけではないんですが)

ADHD特性だから片付けられない。
特性だから仕方がないだけで済ませてはどうなるでしょう。
大事なものは次々紛失し、ゴミだらけの部屋で生活する。
精神的にも身体的にもよくないと思うのです。
かといって特性だから完璧にキレイにすることは難しいにしろ
大切なものの管理だけは出来るようにする。
押入れの中はパンドラの箱でも病気にならない程度の清潔は保てるようにする。
この2つだけでも出来るようになれば
ずいぶん生きやすくなると思うのです。

その習慣をつけるためにABAのトークンエコノミーや
TEACCHの構造化など自分の子供に合った方法をええとこ取りすれば
いいんじゃないかなと。

と、前置きは長くなりましたがまだ前置き続きます。すみません。
トークンが有効だと言うことはずいぶん前から知っていたのですが
親子共々コツコツが難しい性質で続かない。
最初に表を作ってシールを買って張り切って始めるのですが
シールが消える、表がやぶける。
私も手が空いてない時は「自分で張っといてー」になってしまい
いつの間にかフェイドアウトしてしまうことが何度もありました。

以前、高機能自閉症のお子さんが出ている番組があって
そこのご家庭で「家庭内通貨」と言うのをやってらっしゃるのを見ました。
本格的に紙幣やコインを作られていて
なにか望ましい行動をした時に行動に応じた家庭内通貨がもらえ
もらった通貨はおうちの中にお菓子屋さんコーナーがあり
そこで好きなお菓子(値段がついている)を買い物できるシステムになっていました。

(おー!これいいかも!)
と取り入れてみることにしたのですが
本格的な通貨つくるのメンドクサイ。お菓子コーナー作ったら人気のないのは腐るじゃん。
で、我が家なりにアレンジしてみました。
シールは行方不明になるズボラな家ですので
カラーマグネットを娘と息子2色ずつ買い、10Pと5Pに決めました。
マグネットは袋に入れて私が管理。
それを冷蔵庫の決められた位置に張ります。
100P貯まれば100Pカードに変えます。
ポイントは娘と息子のそれぞれに合わせて決めていきます。
2人に共通するのは今の所、9時までに寝る準備が全て終わったら20P、
帰宅して30分以内に着替え片付けが出来たら10P
自宅学習用のプリントが1枚出来たら10P
お手伝い一回5〜10P
勉強になるアプリを30分やれば10P
読書30分10Pなどです。

娘の場合、宿題が出来たら10P、チャレンジ2ページやったら10P
おねしょしなかった日は5Pなどが追加されています。
息子の場合は、登園時に先生にあいさつ出来たら10P
友達にあいさつ出来たら10P、困った時に自分で先生に伝えられたら10Pなど。
それぞれの苦手なこと、がんばりたいことにポイントを付けていて
新しい目標ができたら追加していきます。
これで息子が自分から進んであいさつをするようになってくれました。
娘もおねしょの為の水分制限をがんばるように。

ポイントの使い道は今の所3種類です。
200P=100円に換金、10P=10分好きなゲームが出来る
100Pで無料の好きなアプリをダウンロード
お金に変えたら好きなものを買うことが出来るし
ゲームをたくさんやりたければ頑張って貯めようとしますし
頑張って貯めたポイントをゲームで使い切るのは惜しくなって
長時間夢中でやることもありません。
適度に切り上げ、まだ遊びたければ勉強になるアプリ(指定しています)で遊んでいます。

もうこのトークンを始めて半年くらいになるでしょうか。
うちに合ったように簡単にしたことと
貯める方法も使う方法も子供達が選べることがいいようで
珍しく続いていますし、いろんな効果がありました。

この「選ぶ」ってのが内容は親の意向で決めたことなのに
(一緒に相談して決めていますが誘導ありあり)
選択肢があれば自分の意志で選んだ感覚になれるので
がんばれたりするってワナになっていたりします。

娘はポイントが少し貯まるとすぐ換金してお菓子に変えてしまっていたのですが
息子は少しゲームに使い残りはコツコツと貯め、
気付けば持っているお金の額にずいぶん差が出来てしまったため
娘がしばらく換金せずに目標まで貯める!と張り切っています。

途中、娘の方が少し飽きた様子がありましたが
新たに欲しいものが出来たらしくまたがんばるようになりました。
息子はコツコツが大好きな性質なので同じペースでがんばっています。
成長に合わせたりタイプによって変化させていかなければならないのですが
ポイントの貯め方や使い道を変更したり追加したりで
しばらく続けていけそうかなーと思っています。

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