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うちの子流~発達障害と生きる

発達障害を持つ子供たちとの日々をつづります。

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運動会に出たくない。

発達障害特性 息子

うちの子の通う小学校では5月に運動会があります。

ゴールデンウィーク明けから早速運動会の練習が始まりました。

息子は支援学級に通う一年生。

学校から帰宅し、パンツいっちょで

運動会で踊る妖怪ウォッチの体操を見せてくれる息子。

とって楽しそう。運動会楽しみだな~と思っていました。

ところが今日お風呂に入っている時

ぼそっと「学校楽しくない」

え?ずっと楽しそうに通ってたのに・・・

「なにか嫌なことがあったの?」

「うん・・・」

ゆっくりと聞き出していきました。

「○○先生が怖い・・・」

息子の担任の名前ではありません。

今日は運動会の1年生全員での練習があったそうなのですが

そこで他のクラスの担任の先生が全体の指導に当たり、

その指導がとても厳しかったようなのです。

お風呂ではそれ以上思い出したくないと言ったので

「いいよ。運動会の練習出ないでいいように先生に

 母さんから話そうか。運動会休んでもいいし。」

「うん」

お風呂から出て落ち着いてから

学校に話すためにはもう少し詳しく話を聞かせて欲しいと言うと

「なんて伝えたらいいかわからない。」と言いましたが、

少しずつ探りをいれながら聞いて行くとぽつりぽつりと話はじめました。

息子が言うには「全員座りなさい!」と怒鳴られたり

ふざけている子は確かにいたけども

自分はちゃんとやっていたのに

厳しく叱られたことがとてもイヤだったと。

息子は全体責任として叱られる経験は初めてだったのです。

幼稚園では声を荒げて子供を叱るようなことはありませんでした。

それをとても理不尽に感じたようで納得できないと。

横で聞いていた娘が

「心が痛くなっちゃったんだね。私もそういうことあるよ。」

 

発達障害を持っていると、共感性に乏しいと言われることがありますが

うちの子を見る限り私はそうは思っていません。

共感しても表し方がわからない、

自分のことでいっぱいで、人のことまで気が回らない、

人の気持ちの解釈にずれがあることはあると思いますが、

共感はしすぎるほどしてしまう時もあります。

娘はクラスで誰かが叱られていても

自分が叱られているかのように怖くなってしまいます。

息子は全体が叱られる=僕が叱られていると感じたのでしょう。

 

先生と話をしても運動会の練習に出なくていいことにならないかもしれない。

話してみないとわからない。

もし、ダメだと言われたらどうする?と聞いたら

「行きたくない。」

わかったよ。それほど辛かったんだね。

もしもダメなら運動会まで休んじゃおう。

運動会の練習がなければ学校へ行ける?

「うん」

じゃ、運動会が終わったら行こうね。

 

嫌だと言ったらすぐ休ませる甘い親と思われるかもしれません。

いや、実際そうなのかも。

息子は発達障害ですが今まで集団活動に参加できなかったことはありません。

幼稚園では運動会も発表会も嫌がるどころか楽しみにしていました。

そして息子は我慢強い子です。

外で困ったことがあっても言えずに我慢します。

そんな息子が言い出したこと。

ものすごく辛かったのでしょう。

しかし息子は学校自体が嫌になったわけではありません。

クラスも学ぶことも楽しいようです。

運動会だけなければ学校へ行けるのです。

じゃ、練習に出ないことを認められなければ休めばいいじゃん。

今息子にとって楽しい居場所である学校が嫌いになるくらいなら

その間だけ行かないほうがいい。

 

発達障害を持つ子供の親として

私が一番避けたいと思っているのは二次障害。

発達障害は持って生まれたもの。脳のタイプが違うだけ。

二次障害は心の病気です。

周りと認知が少し違うことから多くの困りごとが起き

どうしても心の病気にかかるリスクは大きいのです。

それくらいのことと周りに思われたとしても

本人にとってはとても大きな問題。

今回のことは今までにない反応でとても傷ついたようです。

ほんのちょっと自分の限界よりも高い困難なら

努力で飛び越えることも出来るでしょうが

どうやら今回は息子にとって高い高い壁のようです。

息子の心を守るためにも無理に参加させることは考えません。

 

息子が感じたように

連帯責任で叱られるというのは理不尽な話であると私も思います。

自分がいくらがんばっていても他の人が意に沿わなければ叱られる。

自分が他人を変えられるわけではないのに。

しかし、学校生活や社会に出ればよくあること。

そう息子に話したら

「ええー?!いやだ!!」

息子にしてみればとんでもなく理不尽でイヤな目にあったのに

生きていればこれから何度もそういう目に合わされると思ったのでしょう。

事実そうですが・・。

 

障害と名がついてもうちの子のように手帳ももたない場合は

おそらく大人になれば一般社会にでなくてはなりません。

いずれは理不尽なこととも少しずつ折り合いをつけることを

覚えて行かなくては生きていけません。

そのことも息子に話し、

「大人になるまでまだまだ時間があるさ!少しずつやっていこうね。」

息子や、世の中は君の感じる正しいことだけで

回っているんじゃないんだよ。

人は皆違うから。

 

朝はいつも通り支度して息子と相談し、私だけ学校にいって話してくることに。

支援学級の担任の先生に相談すると

辛いのなら見学だけでも教室で別の勉強をするでもかまわないと

言ってもらえました。

他の支援学級のお子さんでもやはりよくあることだそうです。

様子を見ながら出来るところだけ参加してもいいし

無理せずやっていきましょうと。

やっぱり支援学級に入れてよかったなーと思いました。

通常学級ではこうはいきません。

休むか我慢するかしか選択肢はないでしょう。

早速自宅へ戻り息子と一緒に登校。

私の前で先生が息子の話を聞き、話してくれました。

本当にありがたいです。

さて本番までどうなるんでしょうね。

見守っていきたいと思います。

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