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うちの子流~発達障害と生きる

発達障害を持つ子供たちとの日々をつづります。

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娘のメタ認知能力

メタ認知って「認知を認知する」という意味だそうです。

こういわれても私はよく理解できなかったのですが、

自分の認知について客観的に理解し、解決策を考え、

コントロールすることと言われてやっと理解できました。

この能力は徐々に育ち、10歳ごろにしっかり身につく場合が多いそうです。

10歳の壁、9歳の壁などという言葉もよく耳にしますが

この時期に客観的に自分を見ること、他者との違いを意識すること

認知や社会性、感情的にも変化がみられる年頃だそうです。

 

発達障害児の場合、このメタ認知能力がなかなか身に付きにくいと

聞いたことがあります。なので10歳の壁のあたりで

周りの子供達の変化から置いて行かれやすいのだと。

そもそも発達障害って独特の認知だし、

その認知を他者と比べて客観視することも難しいですし、

自分でコントロールできてりゃ障害じゃないわけです。

能の機能障害なわけですから、

自分で抑えきれなくて自分や他者が困る行動になってしまうのです。

もしくはなぜその行動が問題なのかを認知出来ていない場合もあります。

 

それだけではなく、感覚過敏、感覚鈍麻などの固有感覚の違い、

身体機能の発達の違いなどにより

同じ刺激や行動に対しての感じ方が何倍も違ったりします。

例えば微細運動の発達が遅れていれば

字や絵を描くことが同じ学齢の子よりはるかに苦痛になります。

体幹筋肉が弱ければ姿勢保持が難しく、

じっとしていることが苦痛になり多動になってしまう。

聴覚過敏で音のシャワーに耐えかねて

その場を逃げ出してしまう場合もあるでしょう。

 

発達障害と言っても成長の凸凹はあるにしても

速度が違うだけで確実に日々成長していってくれています。

感覚過敏などはトレーニングでなんとかなる話ではないですが

その他で工夫を身に付けることで困り事を減らしていく、

認知面では成長と共にどうも自分は他の多くの人とは違うということは

気付く場合も多いでしょう。

うちの場合は幼児期に二人とも本人告知をしているので

皆と自分はちょっと違うことはよく知っています。

障害告知について - うちの子流~発達障害と生きる

息子は周りの人をじっと観察することで自分と違う人々を理解しようとし、

娘は自ら発達障害関係の本を読み、自分の特性理解を深めているようです。

ただ、やっぱり自分の認知特性をモニタリングする、

自分で対応策を考える、コントロールするというところは

まだまだ難しいのが現実です。

一つ一つの行動に対してこうした方がいいんじゃないかと

相談したり例を出したりやって見せたりと

案を提供することがもっともっと必要なんでしょうね・・。

 

昨夜娘がふとこんなことを言い出しました。

「後で楽しいことが待っていると思うとすごく頑張れるんだ~。

 でも、そろそろご褒美がなくてもやらなきゃいけないことを

 自分で頑張れるようにならなきゃね。」

おお!!!!もしやこれはメタ認知?!!

娘はもうすぐ9歳。

壁と呼ばれる年頃が近づいています。

忘れ物も相変わらず多いですが、自分が忘れ物が多いことは認識しており

自分でチェックする回数も少し増えてきました。

苦手なことだから注意するというのはメタ認知の一つでしょう。

が、注意散漫なためよそに意識がいって忘れるのが多々ですね^^;

昨日、塾の無料テストを受けてきたのですが、

見直しで自分で間違いに気づいて書き直したと言っていました。

これ、普通のお子さんにしたらふつーのことなんでしょうが、

アスペルガーで思い込みの激しい娘にとっては革新的なこと!

ADHDでうっかりが多いため今まで見直しを何度も言ってきましたが

問題を解いた時点で「絶対合ってる!」と思い込んでいるため

見直しても間違いに気付くことが皆無だったのです。

いや~、成長成長!うれしいなぁ。

 

後はメタ認知による自己制御が出来れば

かなり本人が楽になるのではないかと思っています。

しかしADHDは言うなればブレーキの故障。

暴走の途中に気付き自分で制御は難しいです。

アンガーマネジメントのことは以前書きましたが

アンガーマネジメントもどき - うちの子流~発達障害と生きる

こんな本を見つけて買ってみました。

 子供にわかりやすい例や言葉で

自分の怒りという感情との向き合い方、

コントロールできなくなる爆発により自分を傷つけること

そのことから自分を上手に守る方法が書かれています。

とても良書だと思いました。

娘はこういう本を繰り返し何度も読むことで深く理解していく子なので

これから少しずつでも変化があればいいな~と期待しています。

 

あるところに置かれていたこの本も読んだのですが

 自分の怒りと言う感情自体が無益なものであるとし

コントロールする方法が書かれていました。

子供にはとても読みやすく具体的な方法も書かれていたのですが

怒りそのものを否定しているようで今一つ納得がいかない感じがしました。

喜怒哀楽は人間の持つ基本的な感情。

誰だって怒ることはある。

否定するのではなく自分の中で認め、うまく付き合っていくほうがいい。

こういう私自身も決してうまく付き合えてはいませんが><

 

もう一冊、不安の大きい息子に同じシリーズの本を買ってみました。

 この本を読みながら

「不安がどんなものかなんとなくわかった感じ~」と言っていました。

これも具体的に心配のやっつけ方が色々書いてあり、

子供にもとてもわかりやすい本だと思います。

 

これから娘が怒りとの付き合いが変わっていくのか、

息子は不安を追い払うことができるのか、

また変化があれば書きたいと思います。

 

それにしてももうすぐ娘も9歳。

嵐のような9年間でしたが

直接的な子育ての半分近くが過ぎてしまったのだなあと思うと

とっても淋しい。

日々の成長はとても嬉しいことなのにね。

もしかしたらあとたった9年で私のそばを離れて飛び立っていく。

でーれーぼっけーもんげー淋しい。(岡山弁最上級)

しかし私が目指すところは親がいなくても困らないよう育ってくれること。

子供達が自分の納得できる人生を歩むこと。

その時に子離れがちゃんと出来るのだろうか不安です・・orz

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