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うちの子流~発達障害と生きる

発達障害を持つ子供たちとの日々をつづります。

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アンガーマネジメントもどき

発達障害特性 療育的なこと

アンガーマネジメントとは怒りとの上手な付き合い方のことだそうです。

この言葉を始めて聞いたのはとある講演会。

瞬間湯沸かし器の娘に是非身に付けさせたいと思いました。

(私にもきっと必要なスキルです・・)

といっても今までもこの言葉は知らなかったですが

個別心理療育で怒りのコントロールを習っていました。

少しでも自分の意に反したことがあれば大声を張り上げる、手が出る娘。

息子とのけんかも絶えませんでした。

その行動が激しかった頃、怒りのコントロールを習うことで

少しずつ改善は見られました。

 

その時やっていたのはコミック会話のようなSSTカードのような

よくある状況の絵があり、もし自分がこの人の立場ならどう感じるか、

(たいてい困ったり嫌な状況が描かれています。)

その場合、なんて言うかなどと話を進めて行きます。

素直な気持ちと、言葉に出す場合はどう表現するのが良い結果を生むか、

話し合いながら学んで行きます。

そこで使われたのが表情のボードです。

赤は怒り、その中に5段階の怒りの表情が描かれています。

黄色は嬉しい気持ち、青は悲しい気持ち、

それぞれに5つの顔が描かれています。

色で表現することでよりイメージがつかみやすくなっていました。

こんな時はどんな気持ち?と聞かれて「赤の3!」

元々感情を言葉に表現することが難しくてもこれならすっと出ます。

 

素直な気持ちを聞いてから、それをそのまま言葉に表現すると

どうなるか、聞いた相手はどう感じ、どう反応するか、

(たいていは喧嘩になる展開です。)

それならば赤の3の気持ちを、言葉だけでも青の1にしてみてはどうか

などと具体例がいくつか提案されます。

そして具体例に沿ってその後の展開を話していきます。

「それなら喧嘩にならないね!」と娘も納得。

自分の抱いた感情を否定するのではなく、

コミュニケーションの場において、どうすることが自分にとって

ベターな方法なのかを学んで行きました。

感情をそのままストレートに言葉にせず、

クッションを置いて表現することが人との関わりに必要なことだと

頭ではしっかり理解したと思います。

 

しかし、娘は衝動性が高く、反射的に行動してしまう。

言葉も怒りも同じです。

これはADHDの持って生まれた特性。

頭で理解するだけではなかなか変わるものではありません。

まず、一度カッとなると意地になって決して引かない。

私もイライラがつのり、一旦娘から離れてクールダウンしようとしても

意地でも離れようとしない。

娘自身にも落ち着くまで一人になることを勧めても断固拒否。

もう大混乱です。

 

先日、落ち着いている時にクールダウンの必要性を話しました。

今までも何度も話してはいるのですが、

初めて、娘がクールダウンを拒否する理由を話してくれました。

「一人になるのが怖い」

自分で人が嫌がる行為をしてしまった自覚があって

その上で一人になってしまえばそのまま人が離れてしまうのではと

不安で怖くて人にしがみついてしまうようです。

私が叱りすぎて育てたことでこういう不安を更に強くしていったのでは

ないかとも思っています・・・。

「大丈夫。決してあなたからずっと離れたりはしないから。」

母も人間だから怒ることもある。でもそれは一時のことだから、

母も少し冷静になる時間が欲しい。

あなたも安心してほんの少しの時間ひとりになれば

落ち着いて考えられるようになるから、と話しました。

 

それからというもの、衝動的に感情のまま行動してしまい

トラブルになっても、自分から別の部屋に行きしばらく籠るように。

自らクールダウンしようと時々するようになりました。

それも押入れに入ってます。狭いところが落ち着くようです。

少しずつ少しずつ、成長していってくれている姿は嬉しいです。

継続して声掛けをしていかないとすぐ忘れるのは難点ですが^^;

 

本物のアンガーマネジメントは怒りの記録を付けたり分析をしたり

自分の怒りの法則を見つけ対策を練っていくものだそうです。

衝動性で動く娘にはまだ難しいでしょう。

しかし、テクニックとして使えるといいなと思うものはありそうです。

例えば怒りを覚えたら深呼吸をする、数を数えるなど

他の事に一瞬でも気を逸らせて衝動的な言動を回避するのだとか。

 

娘はこのような怒りのコントロールが出来ないのも

家族や身内の中だけです。

なので外で自分からトラブルを起こしたことはほぼありません。

それだけ外で気を使っているのか、スイッチの切り替えなのか

家族に心を許している証拠なのか。

家族からしてみると外の状況が信じられないほどなのですが

彼女がそれだけ外ではがんばっているんでしょうね。

いつか娘と一緒に本物のアンガーマネジメントを習う機会が

あるといいな~と思います。

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