読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

うちの子流~発達障害と生きる

発達障害を持つ子供たちとの日々をつづります。

スポンサードリンク

気持ちのスケールとコミック会話を使ったソーシャルスキルトレーニング

娘が小学校1年の頃に個別で心理療育を受けていました。

そこで、気持ちを絵で表したスケールとコミック会話を使っていました。

前回の記事でも書いたように

娘は思ったことがそのまま言葉に出てしまいキツイ言い方が多く

そのことで家族とトラブルになることが頻繁でした。

特に弟に対して命令のように話すので喧嘩ばかり。 

そのことを相談し、言葉の言い換えと感情のコントロールをするために

ソーシャルスキルトレーニングでやってもらいました。

これの効果で(パニック時はまだ全く無理ですが)

落ち着いている時はトラブルにならない言葉を選んで

話せるようになりました。

一発ではなく徐々に徐々にですが^^;

 

まずは気持ちのスケール

(本当はどういう名前か知らないんですが勝手につけました><)

怒り、悲しい、嬉しい(楽しい)の3つの感情を

それぞれ色分けし段階にわけて絵を表示しています。

文字で書いてもわかりにくいと思うので

私のヘタな絵を描いてみました。。。

写真は3段階しかありませんが、療育の実物は5段階ありました。

私の画力じゃこれで限界です><

f:id:nanaio:20141010143520j:plain

青が悲しい、赤が怒り、写真で色は見えませんが一番右は黄色で嬉しいです。

これが上に行くほど強い感情になり5段階に分かれていました。

(再度、写真は3段階ですが絵がお上手な方は5段階でどうぞ・・)

色もこの写真よりわかりやすく塗りつぶしてあったか、

色紙の上に顔が貼ってあったかだと思います。

顔は表情がわかりやすいよう髪など余分なものはないシンプルなものでした。

 

これを使って、娘と日頃あった話をしながら

その時どんな気持ちだったかを色と数字を使って尋ねて下さっていました。

例えば弟と喧嘩した時、その後の気持ちなど。

改めて自分の気持ちを可視化して確認することが出来ます。

瞬間湯沸かし器の娘はちょっとしたことで

周りから見ると怒りMAXの言動だったのですが、

本人はそこまでのつもりではなかったというのが発見でした(苦笑)

 

その後にコミック会話をやります。

簡単な絵で日常にありがちな状況が描かれています。

文字はなく絵だけでまずはどういう状況だと思うか娘に尋ねて

それぞれ出てくる人の気持ちも話します。

怒りのコントロールをお願いしていたので

たいていはムカッとくるシーンでした。

コミック会話は私自身は書いたことがなく・・・・

でも文字じゃ伝わりにくいので恥を覚悟で書いてみました><

f:id:nanaio:20141010160351j:plain

ヘタクソですがこんな感じだったような記憶。

状況がわかれば棒人間だってイイジャナイカ・・・・。

実際はもっと複雑な状況が書いてあったと思います。

SST絵カードを使ってもいいと思います。

 ここで、吹きだしを2種類書きます。

ひとつはその瞬間の正直な気持ち。

最初の気持ちのスケールを使ってそれを言葉にします。

上の絵でしたら、ボールをぶつけられた子の気持ちが

(赤の5で)「なにすんだよ!!痛い!!」

それをそのまま言葉に出して、相手に伝えたらどうなるのかを

話して行きます。

相手の気持ちもスケールを使ったり言葉にしていきます。

たいていは強い怒りをぶつけると相手と喧嘩になってしまいます。

では喧嘩にならないためにはどうしたらよいか?

本当の気持ちは赤(怒り)の5でも、口から出す言葉を変えて行く。

例えば赤の3にするとか、青(悲しい)の3にしていけばいい。

相手の立場だったら青の言葉が返ってくれば喧嘩になることは

考えにくいでしょう。

 

ふたつの吹き出しに本当の気持ちと、こう言った方がいい言葉を

両方書いていきます。

上の絵で言うと

 

(本当の気持ち)

「痛い!!何するんだよ!!」

そういわれると相手もついカッとなって

「ぼーっとしてるほうが悪いんだ!」

と売り言葉に買い言葉が返ってくるかもしれません。

そうなると益々怒りがヒートアップします。

 

(言葉を悲しみの青に変えてみると)

「痛いよ~~・・・」

「ごめんね。うっかり違う方に飛んでったんだ」

こうなれば喧嘩になることは避けられます。

 

どちらの吹き出しを言うかでその後にどうなるか、

どちらが自分にとっていいと思うかを話していきます。

こういった形で娘は思ったことをそのまま口に出さず

変形させて言葉にするというトレーニングを受けました。

その後、先生と一緒にカレンダーを作り

弟と喧嘩をしなかった日にシールを張っていくことにしました。

 

本音は本音で決して否定はされず、

トラブルを避けるために言葉だけを言い換えるテクニックを身に付けること。

その効果で自分の気持ちも楽になっていくことを実感できること。

思ったことをそのまま口に出さない訓練にもなります。

登場人物それぞれの気持ちになって考えるので

人の気持ちを想像する練習にもなること、

自分の言動で人の心がどう動くか言葉でシュミレーションできること。

自分の感情、人の感情を表情の絵で可視化して確認できること。

 

数回いろんなパターンのコミック会話で療育をして、

家でも怒りの言葉が出て来たら「赤い言葉だよー」

「どういう風に言い換えたらいいと思う?」と繰り返し

少しずつ出来るようになりました。

画力がないので家でこの気持ちスケールやコミック会話は使っていませんが

療育で納得いくまで教えてもらっているので

やることや理由は本人がしっかり理解しています。

赤(怒り)3程度の感情を赤の5で表現していた娘が

青(悲しみ)に変えただけでも大きな変化でした。

弟と無駄な喧嘩を増やすこともなくなりました。

(衝動的なことやパニックで喧嘩になることはまだまだありますが・・)

 

娘の場合はほとんどが怒りのコントロールでしたが

コミック会話は色んな状況を可視化できるので

他にも色々使えるものだと思います。

 コミック会話は本で学ぶことができるようです。

私は読んだことがありませんがご興味のある方はどうぞ。

スポンサードリンク

 

「療育的なこと」の関連記事

スポンサードリンク

当ブログはAmazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

当ブログではGoogle AdSenseを利用して広告配信をしています。