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うちの子流~発達障害と生きる

発達障害を持つ子供たちとの日々をつづります。

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子供の困り感

娘が就学し、療育を続けるために別の病院にかかった時のことです。
主治医の先生とお話していて
娘の特性をよくわかって下さりとても良い先生なのですが
少し私と意見が食い違った部分がありました。
子供自身の困り感についてです。

私が話す内容について、それは子供が困っているのではなく
私が困っていることではないかと言われました。
確かに私の話すことは大半そうだったと思います。
子供自身が困っていないのなら療育は必要ないのではと言う話でした。

傍から見る限り、困っているだろうと思うことでも
娘は困っているという自覚はないようです。
というか、瞬間は困ってもすぐに忘れるんですね。
例えば小学校に入ってしばらくした頃、
娘の下着が汚れていることに気付きました。
聞いてみると「トイレットペーパーが切れててどこにあるかわかんない」
「今日だけ?」「ううん、ほとんど毎日」
えええーーーーー今までずっと拭いてなかったの?!
早速連絡帳に書いて担任の先生に替えのペーパーの場所と交換方法を教えてもらいました。
マンモス校だからすぐなくなってしまうんでしょうが、
それにしても、娘はずっと(一瞬困っても)
「ま、いっか」で済ませてきていたのです。
私が気づかなければ今でもずっとそのままにしているだろうと。

息子も先日の参観日で何も声をかけずじっと様子を見ていると
人より遅れながら、何をしていいかわからず周りをきょろきょろみては
途中をすっとばしつつやっていました。
途中すっとばすのは先生の指示を聞き逃しているんだなぁと。
どう見ても困っています。
でも、息子に尋ねても困っていたとは決して言いません。
おそらく息子にとってはこれがいつものことなのです。

小さな子にとって、困り感を自覚できるかどうかは
とても乗り越えられないような事をどうしてもやらなくてはならないとか
今まで出来ていたことが何かの事情で出来なくなったとか
そういう感じでないとなかなか自覚できないのではと思います。

周りから見て困っているだろうと思っても
特性を持った本人にとっては生まれてこの方ずっとそうなのですから
困っている状態が通常営業なのです。

それともう一つ気になったのが
「周りが困っていても本人が困っていなければ」という言葉。
本人がその時点で困っている自覚がなくても、
周りが本人の言動によって困っている状態が続けば
本人にとって決してよくない結果が待っていると思うのです。

先生のおっしゃったことはおそらく
私がこうあって欲しいという願望を子供に押し付けているのではと
懸念されてのことだと思います。
それはいけないと思いつつ、つい出てしまった発言があったのかもしれません。

私の困り事として伝えたのは
衝動性と思い込みが激しく弟とトラブルが絶えない事や
飛出したり、暴れて怪我が絶えないこと、力加減が出来ず物を頻繁に壊したり
注意力が散漫で次々と興味が移りやるべきことが完結出来ない事。
人が大好きなのにグループに馴染めずいつも一人でいることなど。

全て特性が絡んでいることなので
仕方がないと言われればそれまでです。
ただ、知的障害がない発達障害のうちの子の場合、
将来、なんの支援もなく社会で生きて行かなければならない可能性が高いのです。
場合によっては精神障害者手帳を取得し、障害者枠で働く方法もあるのですが
本人の選択でそうしない場合もあるでしょう。
障害者として生きて行く場合においても
特性によって生じるトラブルは今現在本人が困っている認識がなくとも
社会に出れば必ず本人に巡ってきます。
周りが困る行動をしているということは人間関係は決してうまくいきません。
そのことが結果本人を苦しめることになるのです。
これは親が一生サポートしていけるはずもないことなのです。

その為に必要なこととして私が考えるのは
・自分の特性をよく知り、自ら工夫を考える力や情報を集める習慣をつけること。
・自分の特性を上手に周りに伝える方法を身につけ、サポートしてもらうこと。
・なくなりはしないけども、療育やトレーニングで苦手を軽減する努力をすること。
・自分の得意な分野を伸ばし、活用して生きて行く術を見つけること。

これを自分が生きているうちに、子供達に少しでも身につけさせておきたいのです。
自分の特性を知る上で、困り感の自覚は徐々に必要になってくると思います。
困っていると自覚できなければ工夫しようとか思わないでしょうし。
でも、困り感の自覚が現状本人にないならば
支援や療育が不必要なのかと言われれば私は違うと思うのです。

結局療育は続けさせてもらうことになって今も通っていますが
そろそろ次の段階を考える時期に来ているのかな〜と悩んでいるところです。
次の段階・・ずっと探しているのですけど
時間と労力の都合でなかなか見つかっておりません><

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