うちの子流~発達障害と生きる

発達障害を持つ子供たちとの日々をつづります。

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息子が殴られた(らしい)

息子は情緒の支援学級に通う小学校一年生。

先日、夕飯を食べながらの会話中、

「うちのクラスで一番乱暴なのは~○○君。

 この前殴られて首持って引きずられた。」

え?

なんだって?

 

相手の○○君は交流学級で同じクラスの子。

幼稚園の頃から息子の眼鏡を取り上げ投げたり

何回かトラブルになってその度に幼稚園の先生に相談し

間に入って話をしてもらってきました。

トラブルと言ってもいつもうちの息子が一方的にやられてただけ。

お迎えの園庭解放時も意地悪をされているのを私も何度か見ました。

息子は何も言わない。言えない。ただ固まっている。

息子を支援学級に入れた理由の一つ。

なにかされても大人しくて無抵抗。

やんちゃな子からしてみれば好き放題出来る相手と認識されてしまう。

相手の子は他害と多動があるようで幼稚園では支援員さんがつきっきり。

もしかして息子たちと同じように困っている子かもしれないとは思っていた。

それでもこうも度々やられていると穏やかな気持ちではいられない。

正直言えば我が子が暴力振るわれたらやっぱり腹の中では

クソガキ!と思ってしまう。思うだけね・・。

交流学級で同じクラスになってイヤな予感がしたので

家庭訪問の時に交流学級の担任の先生に

今までのトラブルを話し、気を付けて見てやってほしいとお願いしていました。

 

で、今回の件、詳しく息子に聞いてみました。

どんな状況でいつの話で周りに誰がいたなど尋ねてみました。

なんと・・一か月前のことらしい><

今までもこういうことがあった。すぐには話してくれない。

時間が経ってからでは相手も覚えているかどうかあやしい。

しかし、今回は黙って見過ごすわけにはいきません。

このことはきちんと先生に話して解決しましょうと話すと

息子が逃げ出しました。話したくないと。

理由を聞いてもただ逃げるばかりで答えない。

時間をかけて様子をみたけども、しかし息子の態度は変わらない。

このまま自分が黙って我慢していればいいと言うのです。

 

息子が拒む理由はわかりません。

仕方がないので、なぜこのことをうやむやにしてはならないか、

自分が我慢しているだけだと最悪の場合どういう展開になるか

納得する必要があると思い、

いじめの動画を探してきて見せました。

世間で言う「いじめ」とはどんなものか話しました。

「いじめ」というと軽く聞こえるが、これは立派な犯罪だと。

大人が他人を殴ったりすれば警察に捕まるようなことなんだと。

今は一人だけが相手かもしれない。

しかしこれがどう広がっていくかもわからない。

火事も最初は小さな火。怖いからと見て見ぬふりをすれば

あっという間に燃え広がり、家中焼き尽くしてしまう。

そうなる前に、小さな火のうちにきちんと消しておきましょうと。

自分でいろんなことを出来るようになるのも立派なことだけども

人間は一人じゃ生きていけない。

困った時に誰かに助けを求めることが出来るのも

生きて行く上で大切な力のひとつなんだと伝えました。

そうすると、息子が明日自分で先生に伝えると言ってきました。

 

次の日、帰宅した息子に先生に伝えられたかどうか尋ねたら

やっぱり無理でした。

今から母さんと一緒に学校に行って先生に話しますと伝えると

息子は明日言うからと嫌がったのですが

息子を抱きしめて、

母さんはこれ以上あなたが辛い目にあうのは耐えられないと言うと

息子は納得して一緒に学校へ向かいました。

支援学級の教室には担任の先生がいらっしゃいました。

ぼそぼそと話し始める息子に

一つずつメモを取りながら質問してゆっくりと話を聞いてくれます。

私は口を挟まず息子と先生のやりとりを後ろから聞いていました。

とても話しにくそうにしていたのですが

先生は息子にどうしたいのかもじっくり尋ねてくれ、

「二度とこういうことが起こらないようにちゃんと話をする。

 絶対に守ってやるからな。」

と言ってくれました。

運動会の件もそうでしたが、

楽しく踊った運動会 - うちの子流~発達障害と生きる

この先生に任せていたらもう安心だと思いました。

帰宅途中、すっきりとした息子の顔。安心したんだろうな。

 

今日、結果を連絡帳に書いてくれていました。

交流学級の担任と話合い、相手の子との接触を減らすように

係や班を分けるようにしたこと。

相手の子には支援級の担任が直接話して下さり、

相手も素直に認めたことから、息子と3人で話して

謝って息子も許して和解したということでした。

そして、息子に、これから困ったことはすぐにいうことなどを

話して下さったと書いてありました。

息子にも話を聞いてみました。

これでよかった?

うん!

 

今後はまたこういうことがあるかどうかわかりませんが、

一つずつ解決していき、対処法を学んでいくこと、

困った時に人を頼れるようになること。

これが息子の課題です。

繰り返し繰り返し積み重ねて行くことしか出来ません。

本当に信頼できる先生に見てもらえているので

あとは息子の勇気がもう少し育ってくれればいいなぁ。

 

先日娘から聞いた話だと

娘の今の担任の先生も、学年が変わっ最初の挨拶で

「先生はいじめは絶対に許しません。あなたたちの命は必ず守ります。」

と言ってくれたそうです。

本当に頼もしい。娘も息子もいい先生に恵まれました。

 

今のうちの子供達にとって学校は大切な居場所の一つ。

その居場所を安心できるところにするために

先生方が一生懸命子供達を支えて下さっている。

本当に本当にありがたいです。

今までずっと幼稚園や学校、通級の先生方、療育関係、主治医の先生方

たくさんの理解ある支援者に恵まれてきました。

これはとてもラッキーなことだったと思います。

これから先はどうなるかわからない。

担任が代わり、相性が悪いことも、

理解が得られないこともあるかもしれない。

それでもこれまでの経験が子供達の中に

少しずつ積み重なっていけば

信頼できる大人がいたことがきっと心の栄養になる。

親以外の人が自分の心強い見方になってくれた経験は

子供にとってきっとかけがえのないものとなる。

と私は思っています。

本当に感謝の一言に尽きます。

 

どうか来年もいい先生に恵まれますように!(ナムナム)

 

※追記※

最近息子が言いたくないことがあると「いしんでんしん!」

と言ってきます・・・。

この本買ってから、自分に都合の良い四文字熟語を覚えてきたわね ┐( -"-)┌ヤレヤレ

 

※再度追記※

ブックマークコメントを見てとても勉強になりました。

事を大きくしたくない気持ち、

辛いことを思い出す作業がとてつもなく苦痛であること。

もしかしたら息子が言いたくなかったのもそういう理由かもしれません。

落ち着いている時にそれとなく本人に聞いてみようと思います。

共感のコメントも頂き、本当にありがとうございました。

ダメ親とおっしゃってた方、おっしゃるとおり確かに私は

このままうやむやにしてはいけないという気持ちを息子に押し付けていました。

息子の気持ちに対する配慮は足らなかったかもしれません。

息子は特性故に自分の身を守る行動はとれません。

もしも今後同じようなことが続けば

ダメ親と言われようとモンペと言われようと同じく対処をしていくと思います。

事が大きくなっても思いつく限りのことで戦っていきます。

うちのように障害児でなくても

複数人でやってくる「いじめ」という暴力は

子供一人でなんとか出来るものではないと私は考えています。

(今回は複数人ではありませんでしたが)

どんな手段をとってでも我が子を守るつもりです。

もしも学校で、子供を守ってくれる大人がいなくなれば

私はそんな所に自分の子供を預ける気はありません。 

学校は戦場ではなく子供の居場所なのですから。

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