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うちの子流~発達障害と生きる

発達障害を持つ子供たちとの日々をつづります。

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精神的負担からくる身体症状

発達障害特性 子育て観

娘は料理が大好き。

通級指導教室でも一学期に一回、クッキングがあります。

料理は手順が明確である事や手先を使うことなどで療育でも行われていました。

(かといって日常の料理の手伝いに積極的なわけじゃないんですが・・)

今年度は近くの公民館で行われる子供クッキング教室に

月に一回通っていました。

毎回とても楽しみにしており帰宅後も料理の話がとまらないほどでした。 

 

ところが、秋ごろにぽろっと同じクッキンググループの女の子たちと

うまくいっていないことを話してくれました。

グループ内で娘は一番年下。

料理は好きなのですが、なにぶん注意欠陥もあり手際も悪いし

こぼすしシングルタスクで一つのことにしか集中できません。

その上理不尽に本人が感じたことはオブラードに包まず言ってしまう。

相手かまわず人の間違いはストレートに指摘する。

たぶん年上の女の子たちからイラッとされてしまったのでしょう。

普段の娘を見ていると状況はだいたい目に浮かんでしまう・・。

一番年上の優しい女の子がいる時はかばってくれていたらしいのですが

その女の子がたまたまお休みで他の子にかなり文句を言われたとのこと。

 

これが学校内で起きた出来事なら私から話し先生に間に入ってもらって

対処することが出来るのですが、今回は学校外の出来事。

特性の問題でもあるので本人に対処しきれることでもありません。

娘自身もいつまでもこのままというわけにはいかないでしょうが

社会性やコミュニケーションの問題はいきなり出来るようにはならないですし

SSTなどで後押しをしつつ徐々に経験を積みながら修正していくしかありません。

学校外とはいえ目に余る攻撃をされたのなら対処しなければなりませんが

今回の内容はびみょー。

私としては娘の気持ちを受け入れつつ

辛い思いをするくらいなら、もう行かなくてもいいよ、

と言うことしか出来ませんでした。

しかし娘はクッキングは楽しい!行きたい!と言ったので継続していました。

 

先日、最後のクッキングの前日(一年毎の申し込みなので最後でした。)

「明日はクリスマス料理なんだ~♡」とわくわくしていた娘。

当日になり朝起こして朝食を食べ終わった時、

時間があまりないので急ぐよう言うと、

「おなかが痛い。朝ごはん食べる前から痛かった。」と言い出しました。

「休む?無理しなくていいよ。」

「ううん、行きたい、行く。」

「じゃ、用意しなきゃ。」

それでも動こうとはしません。結局休むと連絡を入れました。

ところが、休むと決まったとたん、

「朝ごはん足らなかったからなんか作りたい!」と

元気に台所で料理を始めました。

息子が「(娘)ちゃん、元気だよね。ずる休み?」と私に聞いてきました。

「心の痛みが体の痛みになって出てくることもあるんだよ。

 たぶん本当に痛かったんだと思うよ。」と答えました。

あぁ、体に症状が出始めたんだな、と私は思いました。

自分にも似たような経験があるのです。

これ、ズル休みと思われてもしょうがないパターンですが

本人はたぶんその時は本当に痛かっただろうし、

なにが原因なのかは気付いていないだろうと思います。

私は小学生の頃、夕飯の時間になると必ず頭痛や腹痛を訴えるということが

長く続きました。当時はその原因に自分で全く気付いていなかったし

本当に痛かったのです。

原因を探る為あちこちの病院へ連れて行かれ最後に大学病院で

「好きなものを好きなだけ食べさせてやって下さい。」と。

私は食べ物の好き嫌いがとても多く、その上親は偏食を克服させようと

嫌いなものでも一人ずつ取り分けて無理やり食べさせられていました。

食べるのもとても遅く毎回叱られる。

学校の給食も同じでした。

とにかく食べることが楽しくない、苦痛でしかなかったのです。

余談ですが、夕飯前におなかが痛い時、生まれて初めて正露丸を飲んで

のどを通った瞬間に痛みを感じなくなって

「この薬すっげー!!!」と感動したことがありましたw

飲んだ瞬間に効くはずもなく、やっぱり精神的なものだったんだなと。

大学病院で好きなものを食べさせろと言われて

無理強いされることがなくなってぱたっと頭痛や腹痛はなくなりました。

原因が取り除かれれば症状は消える。

今回の娘と同じです。

しかし、子供の頃から染みついた食べること自体が苦痛というのは

形を変えて私の体に長く尾を引いてしまいました。


 現在でも波は小さいですが時々現れています。

 

特に病気などの原因もなさそうなのに

身体的に不調を訴えるというのは

置かれている状況などが本人のキャパシティーを

超えているサインなのかもしれません。

そして発達障害があるとセルフモニタリングが弱く

身体症状が出るまで自分のストレスに気付かない、

過集中やこうするものだと思い込みから突っ走ってしまったりします。

身体症状が出ているときはかなり限界を超えていると考えてもいいかもしれません。

時には逃げてはいけない、ここは踏ん張らないといけないシーンもあるでしょう。

本当に「嘘」をついているケースも考えられます。

でも嘘をついてまで逃げ出したい辛い状況にあることには間違いありません。

そのさじ加減はとても難しいと思いますが

心に重い負担がかかりすぎれば二次障害の発生も考えられます。

私のように何十年も尾を引くことだってあるのです。

イラスト版 気持ちの伝え方―コミュニケーションに自信がつく44のトレーニング

イラスト版 気持ちの伝え方―コミュニケーションに自信がつく44のトレーニング

 

今回の事は娘が出してくれたSOSサインだったと思っています。

クッキングは今回で終わりですからその場から距離を置くことが出来るので

今後なにか対処することは今の所考えてはいないですが

娘の気持ちはしっかり受け入れ、ケアしていきたいと思っています。

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