うちの子流~発達障害と生きる

発達障害を持つ子供たちとの日々をつづります。

スポンサードリンク

お医者さんへかかるときの工夫と配慮。

今日、Twitterでフォロワーさんがこんなツイートを。

http://daigaku.shiraume.ac.jp/info/docs/kenkyu_prj01.pdf

このPDF、すごくイイ!

病院が苦手なお子さんにとっても

自閉症などのお子さんに対してどのような対応をしていいかわからない

医療機関の方にもとても参考になるものではないかと思います。

(お医者様によっては協力的なところとそうでないところがあるでしょうが)

受診のためのサポートシートや専門の予診票、

医療機関での具体的なサポートの工夫が載っています。

 

うちの子供達が病院で診察を受ける時、

今では慣れた病院ばかりでそんなに問題なく受けられるのですが

子供達が小さい頃は本当に大変でした。

まず、待合でいつ呼ばれるかわからない状態で

待つことが難しく、というより娘は多動なので

ほんの5分もじっと座っていることが出来ませんでした。

暴れる娘を抑えやっと呼ばれる頃にはもう私がぐったり。

呼ばれたら呼ばれたで診察室に入ったとたんギャン泣き。

まだなにもしてませんよ~~

これは娘も息子も2歳ごろまで同じでした。

2人とも小さい時は父親以外の大人の男性が苦手だったのもあります。

とにかく診察室を出るまでずっと膝の上で絶叫しているので

お医者さんの言葉は全く聞こえず何の病気だったかも

わからず薬をもらって帰ることもありました^^;

ある時を境目になぜかぴたっと泣かなくなりました。

その後、娘は診察室に入ると一番奥まで突進。

一瞬で奥の医療機器を握っていました。

とにかく珍しいものがたくさんあって興味津々。

たいてい息子を抱いていたりするので突進する娘を止めるのも大変です。

娘にとってみれば、診察室の中に区切りはなく

どこまで入っていいのかはわからないのです。

体を抱えて制止すると全力で抵抗し暴れます。

 

娘の場合は多動と衝動性と強すぎる好奇心が原因ですが

自閉症スペクトラムの子供が病院が苦手な原因として

見通しが立たない不安が大きいのではないでしょうか。

知らない場所は不安。

いつまで待ったらいいかわからないから待てない。

何をされるかわからないから怖い。

 

まず、待ち時間の工夫。

なぜいつまで待たないといけないかわからない理由を説明。

順番で呼ばれること、それぞれどんな病気かわからないから

時間がどれくらいかかるかわからないこと、

自分だけでなく皆我慢して待っていること。

なんで待っているのか理由がわからないことには

余計にイライラしてしまいます。

小さい頃は暗記カードにいろいろ書き込んで持ち歩き

文字を覚えたり計算をクイズにしたりして時間つぶしをしていました。

今ではipadがとても役に立っています。

 

病院に行く前と待合で2度、病院での約束を確認します。

うちの約束は

・病院では暴れない、静かに待ちます。

・勝手に器具を触らない。

・椅子は立たない、座ります。ベッドに勝手に上がらない。

逆に言えば、この約束をしないと全部娘はやります(汗)

 

いつもの診察でなく慣れていない検査をする可能性がある時は

出来るだけ詳細にどんなことをやるのか話します。

先日息子が夜尿治療のために超音波検査を受けました。

超音波検査がどんなものなのか、何のためにやるのか

少し暗い部屋でゼリーを塗られてその上で機械を動かすこと

痛くないこと、どんな感じがするか、

だいたいどれくらいの時間がかかるか。

わかる範囲で話しました。

前もってある程度の見通しが経てば不安も少しは和らぎます。

 

一度、注射が大嫌いで大暴れする娘に

予防接種を受けに行くと言うとまた大変なことになるので

黙って普通の診察のふりをしていきなり注射を打った時がありました。

そりゃあもう大パニックで終わった後もずっと待合で絶叫。

看護師さんが心配して折り紙をくれたりなだめてくれましたが

一向に収まらず、黙っていたばかりに余計に大変なことになりました。

こういうだまし討ちをすると病院に行くこと自体を拒否するように

なるかもしれないと本当に反省をしました><

やはり納得の上というのがうちの子には重要です。

 

今、子供達が通っている歯科がとても子供の扱いがうまくて

いつもすごいな~と感心します。

口を大きく開けただけで

「うわ!よく見えるわ~、ありがとう!」

娘は吸引のノズルを怖がるので

別のあまり音のしないものを持ってきてくれたり

小さい頃は綿で吸い取ってくれたりしていました。

(今では大丈夫になりました)

虫歯の治療で麻酔をする必要がある時は魔法をかけてくれます。

まずは表面を麻痺させるのにバナナ味の塗り薬の麻酔。

効いて来たら魔法をかけるためにいくつか約束をします。

手はおなかに置く、目をつぶる、

ゆっくり10数えるので終わるまでじっとしていること。

終わりの目安があるので一生懸命じっとしています。

それまで針の麻酔は子供に見えないよう隠してくれます。

初めて機械で歯を削るときも風をあてるところから

段階を踏んで少しずつ怖くないよ、大丈夫だよと慣らしてくれました。

削る時も褒めながら、数を数えて見通しを立ててくれます。

怖い時、痛い時は手をぴくっと動かしただけでストップ。

これが安心感につながっています。

 

全ての病院でこのような配慮が受けられるわけでもなく

こちらとしては精いっぱい迷惑をかけないようがんばっていても

自閉症だと最初に伝えていても

あからさまに嫌な態度をとるお医者さんもいます。

(そういうところは二度と行きませんが)

最初に載せたPDFのようなもので

児童精神科以外の医療機関でももっと理解が広がり

色々な困難を抱えた方々が安心して医療を受けられるような

世の中に少しでもなってくれればいいなぁと思います。

スポンサードリンク

 

「発達障害特性」の関連記事

スポンサードリンク

当ブログはAmazonアソシエイト・プログラムの参加者です。

当ブログではGoogle AdSenseを利用して広告配信をしています。