うちの子流~発達障害と生きる

発達障害を持つ子供たちとの日々をつづります。

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コミュニケーションツールとしての「ごめんなさい」

スズコさんのエントリを読ませていただきました。

うちの子もなにかやっちゃった!って時に固まります。

その場で謝罪を促しても特性上(まだ)出来ないことは知っているので

外でこういうことがあった時は私の方から謝罪をしまくり、

その場を収めてから子供の話を聞き、

何があったのかどうしてこういうことになったのか話します。

落ち着いてから相手はどう感じただろう、

事が起きた後どうすればいいだろう、

(ここでごめんなさいを言ったほうがいいという方向にもっていくのですが)

次にこういうことを起こさない為にはなにに気を付けたらいいだろう。

落ち着いて話せばちゃんと理解は出来ます。

長い話になるのでメンドーですが繰り返し繰り返し言い続けてきています。

固まった時点でなにかまずいことをやっちゃったことには気づいていますが

子供の頭の中は「騒ぎになっちゃったどうしよう!!」でたぶんいっぱい。

とりあえず謝れ!ではどうにも身動きが取れません。

周りが騒げば騒ぐほど硬直してしまうのです。

 

家の中でも姉弟でしょっちゅうこういうトラブルが起きます。

息子の場合、声も出ずそのままフリーズ。

娘の場合、とにかく叱られる!が先にくるので言い訳が口から飛び出ます。

娘にとっては自分の身を守ろうとしているのはよくわかるのですが

こうなるとよけいこじれてしまいます。

よくあるパターンが「わざとじゃない!!」

故意でない、そんなつもりじゃなかった、だから私は悪くない。

じゃあ、相手がわざとじゃなかったらなにされてもいい?

「ダメ・・・」

わざとじゃなくても自分のやってしまったことで

相手を不快にさせたことは事実。その時に相手がまず言い訳してきたら?

「はらがたつ」

うちの子の場合はこんな風に逆の立場に置き換えて話すことで

落ち着いて状況が飲み込めてきます。

娘の場合は自分が何をしたのかもわかっていないことがあります。

衝動的なことだったり、認知の違いがあったり。

そういう時はひとりずつ話を聞いて謎解きします。

 

子供達にしばらく前から言い続けているのは

「3秒以内にごめんなさい」ルール。

なにかやってしまった!と思ったらとりあえずすぐに「ごめんね」

わざとじゃなくてもなんだかわからなくても

呪文のように言うことでトラブルを避けられる言葉だということ。

反省とか関係なくとりあえず形だけの謝罪ですが、これによって

自分も相手も大きなストレスを回避することが出来るのです。

 

ごめんなさいって、後で反省してから思っても

時間が経てば経つほど言いにくい。

もちろん後で言うことも大切だけども

その場で『反射的』に言えるほうがずっと楽。

なので3秒ルールにしました。

もちろんそうしたほうがいいだろうなと子供が思えるまで話します。

 

繰り返し繰り返し伝えて、最近では

「いてっ!」

「あ、ごめん!」

(ぐっとこらえながら)「いいよ・・」

2人ともえらいよ!ちゃんとごめんが言えたし怒らず我慢できたね!

『ごめん』の呪文でトラブルを避けられる、

喧嘩で嫌な思いをすることが減る体験を実感することで

少しずつ出来る回数も増えてきました。

ただし、どちらかの虫の居所が悪い場合は無理ですが><

 

それでもまだまだうちの家の中では特性がこんがらがった

トラブルは続きます。

昨夜はこんなことがありました。

娘が学校の準備で時間割の途中で教科書やランドセルを

おもいっきり広げたまま遊んでいた。

(他に気を取られてすっかり忘れてる&片付けられない)

息子がお気に入りの小さなバランスボールを背もたれにして歯みがき。

娘の広げたものの上にボールが乗っかり娘がやめて!と何度か言う。

(しかし歯みがきアプリに集中していた息子には聞こえていない)

(もしくは聞こえていても返事をしない)

怒った娘は(衝動的に)息子が背もたれにしていたバランスボールを

思いっきり蹴っ飛ばして息子は転んでパニックぎゃー!

ボールがテーブルの上のお茶をひっくり返して床がびちょびちょ。

弟に危険なことをしたので私はキレる。

娘はキレてる息子もキレてる、もうカオス。

全員が落ち着くまで大変でした。私も含め・・。

 

しばらく前にTwitterで見かけたのですが

これいいよな!と思い子供達に教えたら

「こめやさい!こめやさい!」と大ウケでした。

喧嘩になってしまって後から謝りにくい時に

こそっと耳元で「コメヤサイって言っておいで」と言うと

がんばって言いに行くのですがつい笑っちゃうらしく

そのまま二人とも笑って仲直りしたこともあります。

 

余談ですが、うちでは「ごめんね」「いいよ」の

『セット』では教えていません。

どんなことがあってもごめんねの一言で許せることばかりではありません。

セットで教えると

ごめんねと謝ったのに許してくれない!と逆切れということも起きます。

謝罪することと許すことは全く別のものです。

極端な話、身内を殺されても「ごめんね」で「いいよ」と言えるのか。

もし謝られても許せないことは許せないでいいと私は思うのです。

気持ちの切り替えが元々難しいこともあります。

なのでその場で許す気に慣れない時は

「今は許せない」と言葉で伝えるようにと話しています。

これを言うことで冷静になるまでお互い離れていることが出来るようです。

 

大人になって社会に出れば謝罪というものも複雑になってきますし

なんでもかんでも謝ればいいというわけでもありませんが

まずは第一歩として謝罪をすることの自分にとってのメリットを知って欲しい。

ただでも発達障害を抱え、生き辛い子供達。

「ありがとう」や「ごめんなさい」は仮に形だけであったとしても

世の中を渡っていくためにとても便利なツールです。

自分の身を守るための防具なのです。

そのツールを使いこなせるように少しずつ練習をしていければと

思っています。

私自身が使いこなせているかというと・・かなりアヤシイですが><

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