うちの子流~発達障害と生きる

発達障害を持つ子供たちとの日々をつづります。

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自閉症の特性と作文

積極奇異型のアスペルガー&ADHD娘と受動型の息子。

タイプは全く違いますが、どちらも自閉症スペクトラム障害なので

同じような特性も持っています。

 

「自分の知っていることは人も知っているはず」と

どこかで思っているらしく、

例えば息子は自分の好きなゲームの話をそのことを全く知らない人に

まるで一緒にゲームを遊んでいる仲間のような内容で話します。

父親は、昭和に活躍した芸能人の話を幼稚園児にも

まるで同世代の友達に話しているように語ります。

知ってるわけねーし。

娘も話の主語がないのでなにのことを言っているのか

よくわからないことがしょっちゅう。

アスペルガーの人によくある「話が一方的」という特性です。

一方的なだけでなく、相手が誰であるかとか関係なく

今自分の言いたいことを言っている感じ。

自分と他者の境界が曖昧なのもあるだろうし

状況判断の弱さもあると思います。

人の気持ちを察するのも難しいのですが

なぜか自分の思考は察しろよという矛盾。

無理っしょ。脳みそん中見えんし。

思考の断片だけしゃべってもわかるわけねぇし。

 

自分がしゃべるのはとても好きなのに人の話は全く聞いていない。

娘と父親がゲームの話をしていたのですが

横で聞いていてなんかおかしいなー?と思ったら

全く違うゲームの話をそれぞれしながら

それが違うゲームだとお互い気付いていない。

どんだけ人の話を聞いていないんだろう・・・。

そしてお互いに自分の言いたいことを話しきって

満足して終わる不思議な光景。

(娘と父親はそっくりな性質です。未診断ですがたぶん同じ障害)

 

こんな感じでコミュニケーションに難があることから

娘は作文がとっても苦手。息子も別の理由で苦手。

「相手に分かりやすく伝える」ことが難しい。

通級指導教室では毎回「お話タイム」を設けて下さっています。

自分で話したいことのテーマを決めてから話し、

相手の質問にも答えるようになっています。

先生が「いつ、どこで、だれが、なにを、どうした」などの

お話用プリントを作って下さり、

わかりやすく伝えるトレーニングをしてもらっています。

5W1Hのようなものですね。

 

シニアハックさんのこちらの記事

息子が「日記を書こう」と言い出したので次の方法で書かせてみたら、一筋の光が見えてきた - シニアハック

にあったマインドマップというアプリも使っています。 

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書くテーマを決め、いつどこで・・などと声掛けをしながら

単語をピックアップしていってつなげる。

視覚化が出来るのでうちの子にもとてもわかりやすいです。

 

お陰様で宿題の作文もなんとか形には出来るようになっていますが

作文で大切な自分がどう思ったかという部分、これも難しい。

どんな気持ちになった?とか質問してみても

決められたテーマに対して興味を持てなかったら

「なにも思わなかった」と返ってきます。

・・・・・・・・・・・・・・んーーーーー

正直な感想なのか、どう答えていいのかわからないのか。

 

息子は前記事の

息子の発達検査 WISC-Ⅲ - うちの子流~発達障害と生きる

に書いたように自由度の高い物事は苦手です。絵も苦手。

なのでたぶん作文も苦手。家で国語の問題をやっていても

自分で文章を考えて書くところはいつも固まっています。

いつも本人から聞き取りをしながらこんな風に書いたら?と

いくつか提案をして選ばせないと書けない。

(字を書くことも苦手だったのですが最近少し改善しました!)

元々、話すことも出来事など事実をひたすらしゃべる子で

自分の気持ちを言葉にすることは非常に少ないです。

夢中で何度も読み返す絵本の感想を聞いても

ひたすら内容の説明。

「おもしろかった?」「うん」これだけです。

感情をどう言葉に表現するのか難しいのかもしれません。

 

娘が幼稚園の頃からそのあたりの弱さに薄々気づいていたので

図書館で私が物語や絵本をたくさん借りて

子供の目のつくところに置いておくようにしました。

(娘に選ばせると工作の本や図鑑しか借りてこないので><)

そのせいか、読解力はかなり付きましたが

文章を自分で考えて作ることはやっぱり苦手。

小学生向けの作文の本も買いました。

が、全く読んでくれない。。

そりゃ興味がないから苦手なのであって、

自分でこの苦手をなんとか克服したいと思わない限り

自分から興味を示さないですわな・・。

 

そこで娘が興味を持ちそうなブログを書かせ始めたのですが

下の記事のとおり現在宿題だけでもあっぷあっぷの不調で

最近不安定な娘 - うちの子流~発達障害と生きる

ブログを書く時間がとれないでいます。

本人は「これブログにかきたーい!」と

写真撮ったりはしているんですけどね・・。

また調子がよくなれば再開させたいと思います。

 

宿題の作文にもいつも字数を埋めるのに苦労している娘。

おそらく息子はもっと無理。

なんとかしたいなーと思い、コレぽちりました。 

 ドラえもん学習シリーズは家に何冊もそろえてあって

子供達もこれなら楽しく読んでいるので期待しています☆

 

娘はアニメのドラえもんは大嫌いなのに

(息子が見ている時は別室でイヤーマフです。)

マンガなら笑いながら読んでいるんですよね~。不思議。

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