料理で療育
娘は物作りが大好き。なので料理も大好きです。
息子と母子通園療育に通っていた時も時々料理がありましたし
娘の通級指導教室でも料理をします。
発達障害の子供達にとって手順が明確な料理はとてもよい療育になるようです。
作り方を学ぶ、色、におい、触感などの五感を刺激します。
子供にとっては料理はまるで科学実験。
なにより自分で作ったものを味わう楽しさ。
完成したときの達成感。次回からの工夫を考えるわくわく感。
料理を作ることは本に書いてある通りだけではなく
材料をそろえる、道具を準備する、作るスペースを確保する、
最後まで片付けるなど他に様々なことをしなくてはなりません。
ADHDの娘はこの片付けが大変なのですが
料理作りたさにがんばっています。
娘はお手伝いを通じて少しずつ挑戦していきました。
包丁の練習から始まり、お米のとぎ方、タレの調合で分量を量ったり。
今では夕食の簡単な一品を娘にまかせることもあります。
息子も少しずつチャレンジ中。
特にお菓子作りは子供達大好き。
クッキーの生地づくりから型抜きも小麦粉粘土感覚で遊びます。
息子の療育で感覚過敏から粘土を触るのを嫌がるお子さんもいましたが
混ぜる、切る、計るなどの作業は楽しめます。
これは料理ではないのですが触感を楽しむ遊びのひとつに
片栗粉粘土をよくやっていました。
夏に風呂場で水遊びをよくやるのですが、
片栗粉一袋をボウルに入れまずは粉の感触を楽しみます。
それから水を入れて混ぜ、しばらく置いて上澄みの水を捨てます。
ゆっくりやれば柔らかく、ぐっと握れば固くなり
手のひらでどろ~んとなっていく不思議な感覚。
子供達は夢中で遊びます。
かなり汚れるのでお風呂場か夏のお庭プールなどがおすすめです。
実は今、娘が初めてのパン作りに挑戦中。
電子レンジを使って発酵させる簡単パンです。
学校で借りてきた本で頑張っています。
注意が逸れやすいので声掛けをしながら
準備も片付けも全て自分でやっていますが
台所が粉だらけ(ToT)
娘が見ている本はこれです↓
この本はシリーズで色々あるのですが子供にも作りやすく、最後には自由研究としてのまとめ方なども載っています
娘の一番のお気に入りはコレ
火を使うのがまだキケンでしたら電子レンジで出来るものもあります。
食べること、これは生きて行く上で一番大切なこと。
障害を持つ子供の親としてやはり気がかりなのが子供の将来の自立です。
学校などでも食育とよく言われていますが、
料理を通じて食べることの楽しさ、生きる力の一つを
しっかり身に付けて欲しいと願っています。
娘初めてのパンが焼きあがりました!
ほんのり甘く、しっかりと膨らんだパンでした。
なかなかおいしかったです。
ひょっとしたら団子のカタマリみないなのが出来るかもと思っていたのですが
成功してよかった☆
皆においしいと言われて嬉しそうな娘の顔。
自己肯定感を高めるのにも役立っていると思っています。
仮に失敗しても決してくじけず次へチャレンジするのが娘の良いところ。
明日は祖母の誕生日なのでメッセージカードとラッピングして
このパンをプレゼントするそうです。
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