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うちの子流~発達障害と生きる

発達障害を持つ子供たちとの日々をつづります。

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無責任な周りの雑音

自閉症スペクトラム児は得意なことと苦手なことの差が大きいです。

興味の偏りも極端な場合が多いです。

好きなことにはものすごい勢いで取り組むけども

やりたくないことをやるためには凄まじいエネルギーを消費します。

そんなこと誰にだってあることだし、と言われればそうですが、

その差が大きすぎて生きて行くのに困難を抱えるほどだから

「障害」という診断がついているのです。

ずいぶん前にツイッターで見かけたのですが、

自閉症の特性はスペクトラム(連続体)なので

誰にでも心当たりが多少はあるもの。

でも、熱に例えると、37度なのか、40度なのか。

そういう違いと書かれていたのを見てうまい表現だなと思いました。

発達障害児を育てていると

やはり「普通の子供」と言われる部分からは

あちこちはみ出たりへこんでたりするもので

周りからとやかく言われることがよくあります。

うちの息子は算数に強いこだわりをもっています。

3歳で四則演算を覚えその後も次々と進んでゆき

幼稚園に行っていた間も自分の数の疑問をずーっと考えています。

今小学1年の7歳ですが、家では中学2年の数学を学んでいます。

とにかく数、計算、図形など数学の世界が大好きで

得意を伸ばしてやりたいと思っていた私はどんどんと

彼の学習欲を満たすために様々な本やアプリやゲームなどを用意し、

教えているうちに今のようになっています。

 

そんな息子を見たジジババや周りは

「もっと外で遊ばせなきゃ」

一日中見てないだろうけどちゃんと外でも遊んでます。

がり勉タイプのイメージだけで語らないで。

「勉強ばかりさせないで子供らしく遊ばせろ」

子供らしいってなんですか?

大人の思う子供らしい子供のイメージの押し付けじゃないですか?

「ゲームばかりやっているから障害が治らない」

生まれつきの特性なんで治りません。

「友達ともっと一緒に遊ばせないと」

興味の対象が違い過ぎて同年代と話がなかなか合いません。

一人で遊ぶことはいけないことですか?

 

もう突っ込みどころ満載なのですが

「勉強ばかりさせられてかわいそう」と言わんばかりの発言も多いです。

好きなことが勉強という枠の中にあればかわいそうですか?

これが電車が好きでやたら詳しい子だったら?

アニメのキャラクターをやたらたくさん知っていたら?

『大人の思う』子供の好きな物だったら文句ないですか?

勉強=嫌なこと=やらされてる、という勝手な決めつけ。

勉強=全て苦行や訓練ととらえる人のなんと多いことか。

「子供は遊びか好き」ええ、うちの子も大好きですよ。

その大好きな遊びの中に「算数」が入っているだけなのに。

 

娘は動くもの音のするものに強烈に惹きつけられる特性を持っています。

なのでテレビや動画、ビデオは大好き。

診断がついた頃まではテレビやビデオをよく見せていました。

「テレビばっかり見せているから発達障害になる」

これは妹が育児関係の活動をしている友達から聞いてきた話だそうです。

今考えたら親学の関係だろうなと思いますが、

専門家の言うことだからと言われたことがあります。

それ以前にも「テレビばっかり見せて!」と母に叱られたことも。

今思えば因果関係が逆で、発達障害の特性でテレビにくぎ付けだったんですけどね。

 

それから幼稚園に入り、日々の生活でもやらなければならないことが増え

娘の特性上、テレビがついていると他のことがなにも出来ないので

テレビはやらなければならないことがない時に見たい番組があった時だけ

付けると言うルールに変えて行き、

今では一日1~2時間ほどしかテレビを見ません。

全く電源を入れない日も多いです。

逆に娘の特性を生かし、覚えた方がよいことや

役立ちそうな番組やビデオを映像で見せることで

ものすごい吸収力を見せてくれます。

こうなったらテレビで話題のことなどもあまり子供達は知らなかったり

私もあまり知らないことがあったりするので

母がこの頃は

「テレビくらい見せてやらんと」

え?なんだって?

数年前とは言ってることが反対じゃね?

 

こんなもんです。

一般的な子供イメージ、その人の思う子供らしいと言うものさしから外れると

文句を言って来るのが周りの人々。

発達障害児、発達凸凹とも呼ばれます。

凸凹なんだからそりゃ他にもいろーんなことで

「一般的な子供イメージ」とは違います。

この年齢ならこれくらい普通だろうがあらゆるところで当てはまりません。

その人それぞれのものさしから外れることで言われる文句で

親も子も多大な精神的なダメージを受けてしまいます。

「しつけが出来ていない」

「子供がかわいそう」

こんな言葉にどれだけ傷つけられてきたことか。

一時はそうとう追い込まれ、娘をきちんとしつけなくてはと

矛先が子供に向いてしまい

親子共々自力で抜け出せない泥沼にはまっていきました。

そこから救ってくれたのが「診断」でした。

障害で出来ない事を無理やりさせようとしていたのです。

 

このブログに「うちの子流」とタイトルをつけたのも

そういえば、こんな周りの雑音に惑わされず

自分の子をきちんと見つめ常識や世間の声に合わせるのではなく

自分の子にカスタマイズした子育てをしていきたいと思ったからです。

同じく発達障害を持ったお子さんを育てていらっしゃる保護者の方々、

周りのこんな心無い言葉に傷つけられている方も多いと思います。

 

でも、

 

それを言う人は、うちの子供のことに責任を持ってくれますか?

 

うちの子供のことを、その特性をよく知ってくれていますか?

 

ただその人のイメージの押しつけによる発言じゃないですか?

 

皆と同じじゃないといけませんか?

 

言っている人にとっては子供を心配しての親切心かもしれません。

でもそれはこちらには必要ないどころか害にしかならないのです。

子供の味方になって欲しい人には説明をします。

そうでない人はスルーでいいんじゃないでしょうか。

スルーするつもりでもやっぱ傷つきますけどね・・><

 

社会のルールやマナー、自立して生きて行くための最低限のスキルは

なんとか身に付けて欲しいと思っていますが、

それ以外のことを一般論の型にはめる必要はない。

量産型のロボットを育ててるわけじゃない。

一人の人間を育てているのです。

子供らしくなくても自分らしくあればそれでいい。

人とは違ってもうちの子なりの幸せを掴んでくれること

これが一番の願いです。

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